採用試験(養護教諭)の対策講座の実施

健康科学科では、例年、教員採用試験対策講座に力を入れています。
今年度は、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、夏の対策講座は全てオンラインでの指導となりました。お盆休みも含め、9月上旬まで毎日、講座を開催し、参加者の希望に合わせて、模擬面接、実技指導、模擬授業など様々な対策をしました。

リモートでの対策講座の様子
リモートでの対策講座の様子

今年度は、新型コロナウィルス感染症の影響により、各都道府県の試験実施体制も変更がみられます。

「新しい生活様式」と言われるように、感染症対策に気を付けながら日常生活を送ることとなります。
例年行なっていることを、新たな方法で実施するやり方を模索したり、別の方法を考案したり、既にある方法をブラッシュアップしてより良いやり方を模索していくなど、柔軟に対応していく必要があるでしょう。

採用試験の受験を目指す方は、体調管理にはくれぐれも細心の注意を払うとともに、最新情報を常に確認し、お互いに情報共有し合うようにしましょう。
採用試験は、在学生・卒業生の皆さん自身の頑張りが大切なのはもちろんですが、健康科学科教職員一同、できる限り応援していきます。対策講座に積極的に参加して下さい。
一部の対策講座では、ゲストとして、養護教諭をしている卒業生をお呼びし、面接試験での体験やノウハウ、これから採用試験を目指す方へのメッセージを頂きました。

卒業生からのメッセージを見る

【授業紹介】産業カウンセリング演習

<健康科学科4回生>

「産業カウンセリング演習」という講義では、主に労働者の心の健康を支援する産業領域のカウンセラーに必要な面接技術である「傾聴法」(聴く力)について学んでいます。講義で基本的な傾聴のポイントや技法を学び、ロールプレイやグループ討議で基礎練習や事例を用いた演習などを行ないます。

内容は「こんなクライエント(相談者)をカウンセリングするときは、どうすればいいのか」や「カウンセリングする上でのポイントは?」など、さまざまな具体的な内容について考えたり、一緒に講義を受けている人同士でロールプレイをしてみたりします。「傾聴法」は産業領域のカウンセラーに必要な技法だけではなく、養護教諭(保健室の先生)になった際に子どもたちの声をしっかり聴くときにもポイントとなる技法です。講義を聞くだけでなく実際に行なって技術を習得できることが、この授業の特徴であると思います。

担当の長見まき子先生は、私たち学生の声に耳を傾けてくださり、とても親身になって話をしてくれる先生です。
先生は公認心理士・臨床心理士をされているので、実際の現場についてなど詳しく話を聞くことができます。

【授業紹介】インターンシップについて

<健康科学科3回生> ※2020年8月23日のオープンキャンパス時にリモート出演して紹介してくれました。

養護教諭になるのにインターンシップに行く必要はあるのか?と疑問を抱く人もいるかもしれません。インターンシップは、学校以外の企業のことや、社会人がどのように働いているのかを知る良い機会となりました。

私は、2回生の9月に1週間のインターンシップに行きました。実習では、毎日1時間かけて通勤し、職員の方と同じスケジュールで過ごすことで、社会人のスケジュールなどが具体的にイメージできるようになりました。他大学の学生と交流する機会もあり、他者と自分を比較することで、自分についてより深く理解をすることができました。自己理解やなりたい自分が明確になることはもちろん、一般企業に進むか迷ったときや、養護教諭になって、生徒の進路相談に対応する際などに役立ちますので、是非インターンシップは経験しておいてほしいと思います。
この夏休みは、養護実習に向けての準備と、来年度の採用試験に向けての勉強を進めています。高校生の皆さんも色々大変なことがあると思いますが、是非頑張って下さい。

 

【授業紹介】看護臨床実習(病院実習)について

<健康科学科3回生> ※2020年8月23日のオープンキャンパス時にリモート出演して紹介してくれました。

養護教諭になるためには、小学校などに行く養護実習3週間の前に、病院に2週間の実習に行く必要があります。私は、5人のメンバーで、2回生の3月に、病院に実習に行きました。病院実習では、患者さんとの対話とベッドメイキングを担当したほか、外来や小児科などを毎日見学させてもらいました。病院での感染症対策のあり方や患者さんとの対応の仕方など、養護教諭を目指すにあたって、大変勉強になりました。

病院に入院している患者さんは、心身にダメージを負っていることが多く、ネガティブな発言をしがちとなりますが、相手を否定することなく、共感して話を聞くことが必要だと思います。学校現場でも、保健室に来る子どもたちは色々な悩みを抱えていることが多く、やはり共感して話を聞く必要があります。このように、病院での実習は、養護教諭となるのにとても有意義な実習だと思います。

この夏休みは、養護実習に向けて準備をしています。実習先の小学校では、4月に健康診断ができなかったので、9月に健康診断をすることになっています。感染症対策をしながらの健康診断のあり方など、多くのことを積極的に学びたいです。

教員採用試験(養護教諭)の対策について(4年生対象)

健康科学科では、例年、4年生向けの教員採用試験対策講座を実施しています。

今年度は、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、4月・5月は、対面での対策講座の実施が難しく、manabaやMicrosoftのTeams🄬を活用した、オンラインでの指導が中心となりました。

健康科学科の4年生のうち、養護教諭を志望する学生は、manabaの「養護教諭志望」コースに登録し、各自で勉強を進めています。

筆記試験対策としては、4月から6月にかけて、採用試験対策委員会(養護教諭)の教員9名が、各自の専門性を活かした対策講座を持ち回りで行なっています。また、4月、5月の自宅学習期間には、manabaのドリル機能を使用した講座を準備するなど、学生の皆さんの勉強を支援しました。

4月、5月には、エントリーシートや自己PRなどの出願書類の個別指導を行ない、6月には、対面での面接指導や論文指導を行なうことができました。7月・8月の対策はリモートでの対策講座が中心となっています。

今年度は、新型コロナウィルス感染症の影響により、各都道府県の試験実施体制も変更がみられます。受験生の皆さんは、感染症対策には十分注意をするとともに、体調管理にはくれぐれも細心の注意を払って下さい。受験する自治体の最新情報は常に確認し、受験生同士で、お互いに情報共有し合って下さい。受験当日、皆さんが実力を充分に発揮できることを願っています。

採用試験対策委員会(養護教諭)と健康科学科の教職員一同、皆さんの健闘をお祈りするとともに、二次対策、三次対策に備えています!

2020年度教採対策講座の様子