1・2年生向けの教採対策講座が始まりました!

「養護教諭になるための、教員採用試験って難しいのかな?どんな試験なのかな?」

「先輩たちから、“早めに対策始めたほうがいいよ”って言われたけど、どうしたらいいのかな?」

そんな在学生たちの声にこたえて、健康科学科では、今年度から1・2年生向けの教員採用試験対策講座を開講しました!

講座では、教員採用試験の位置づけや概要を理解しながら、今年度の採用者人数や競争倍率についての説明を受けました。さらに、健康科学科の教職課程室にある備品や参考図書の紹介も行われ、「勉強を始めよう!」という気持ちになれば、すぐにスタートできる環境にあることも伝えられました。

また、自治体が示している募集要項や選考試験結果、問題などを見ながら、これからの自分になにが必要かを考えました。

さらに、実際に出題された専門科目の問題を、いくつか解いてみる時間もあり、目指す養護教諭になるために必要な力を実感できたようでした。

そのほか、「今、1年・2年のうちに何をすればよいか?」に答える「勉強の仕方」講座や、低学年のうちにしっかり身に着けておきたい一般教養に関する講座も実施します。

講座後、早速、教職課程室で勉強を始めたり、参考資料を読んだりする学生の姿がありました。今までは遠慮がちだった人も、「先生、質問に行ってもいいですか?」「こんな風に勉強を進めているけれど、もっと良くするにはどうしたらいいか、アドバイスがほしいです!」と積極的に動き出したようです。
在学生の皆さんは、マナバの掲示をしっかり確認して、ぜひ参加してください!

オンデマンド動画の配信もしているので、土日にゆっくり学ぶことも可能です。

11月からは、3年生・4年生向けの教採対策講座も始まります。こちらも、1・2年生のみなさんは動画配信がありますから、少し難しいところもありますがぜひ参加してみてください。

健康科学科では、学生のみなさんの将来への頑張りを応援しています!

【授業紹介】看護技術Ⅰ

在学生有志のあつまり、KKS(Kenko Kagakuka Supporter)が健康科学科での授業や実習について紹介します!


〈健康科学科2回生〉

2回生春学期で履修する看護技術Ⅰという授業について紹介します。

私が1回生の時間割(2020年度)では、座学が中心で、実技を学ぶ授業はほとんどありませんでした。したがって、この看護技術Ⅰの授業は、健康科学科に入学して初めて行う「実技の授業」の一つです。養護教諭の免許を取得するためには必修の科目であり、いくつかの基本的な看護技術の紹介や習得、その技術の生かし方などを学びます。
授業で学んだ実技の内容については、三角巾や包帯法、ベッドメーキング、血圧測定、罨法などです。この記事では、その中の、三角巾と包帯法について紹介します。

まず、三角巾についてです。三角巾とは、傷の大きさに応じて使用でき、広範囲の傷や関節を包帯し、手や腕を吊るのに適している、「三角形の布」です。三角巾の使用法を知っていると、三角巾そのものが手元にない災害時などでも、ふろしき・スカーフ・シーツなどを応用することができます。
三角巾による包帯法はたくさんありますが、代表して二つご紹介します。それは「鎖骨固定」と「提肘固定」です。その中でも、腕や関節を骨折した時などに使われることが多い「提肘固定」について紹介します。けがをしていない方の背面で三角巾の両端を結び、前腕を固定する方法です。完成形の「鎖骨固定」がこちらです↓

次に、包帯法についてです。包帯法とは、けがをした際に、患部の保護や固定、圧迫などを目的として実施される処置のひとつです。授業では、怪我をした時に保護をする場合によく使われる包帯を使用し、2人1組のペアになり、1人が養護教諭役、1人が怪我をした生徒役となり、お互いに交代しながら取り組みました。
包帯法には主に6つの方法があり、環行帯・らせん帯・蛇行帯・折転帯・麦穂帯・亀甲帯があります。その中でも、ここでは、「らせん帯」と「折転帯」について紹介します。
らせん帯は、包帯の一部を重ねながららせん状に巻く方法です。完成形の「らせん帯)」がこちらです↓

そして、折転帯は、折り返してななめに重ねながら巻く方法です。
完成形の折転帯がこちらです↓

三角巾や包帯法をはじめとして、看護技術Ⅰでは、基礎的なことから応用的なことまで幅広く学ぶことができたので、将来養護教諭として働く時に必ず役に立つと感じました。

担当の森口由佳子先生は、看護師免許を取得しており、現場の経験を活かした技術を実習の時に私たちに教えてくださります。そして、何かあればすぐに気づいてくださり、相談に乗ってくださる優しい先生です。

9/5オープンキャンパスレポート

9月5日(日)にオープンキャンパスを開催しました!


大学全体での説明や案内を受けた後、養護・看護実習室に移動していただいてから、健康科学科コーナーがスタートしました!


【学科紹介】

福田先生より、学科の学びやサポート、教育内容、就職実績などについての紹介がありました。
どのようなことを、どのように学ぶのか?についてや、養護教諭を目指すための他の学部との違いについて、詳しくお話ししました。


【ミニ講義】

木村先生の「人間の失敗から考える健康と安全」の講義を受講していただきました。
ワークの体験を通して、人間のふしぎや、健康・安全について考えるきっかけになったと思います。


【卒業生・在校生の話】

感染症対策のため、卒業生のお話は、事前収録したビデオを視聴しました。現在、養護教諭として活躍している卒業生に出演していただきました。
なぜこの大学を選んだか?というテーマでは、「幅広く学べること、とくに福祉についても学べたことが今の職務にも役立っている」ということを具体的に聞くことができました。

また、在学生の話は、オンライン会議システムを使って、3年生に「看護臨床実習」について話をしてもらいました。
卒業生への質問と同じく、「なぜこの大学を選んだか?」という質問をしたところ、「養護教諭を目指すなかで、悩み事を聞いたり、子どもに寄り添ったりするために、心理学もきちんと学びたかったから」と語ってくれました。
健康科学科の先輩たちも、大学選びは迷いながら通った道、ということで、リアルな声を聴くことができました。


なお、会場の養護・看護実習室は、健康科学科の学びに欠かせない備品や設備が整っています。感染症対策で隅々までの見学はできませんでしたが、紹介動画がありますので、ぜひ一度ご覧ください!

★実習室紹介動画:


次回のオープンキャンパスは12月19日(土)に開催予定です。
ミニ講義は福田早苗先生の「疲労を「みる」とは?」です!
教職員一同、お待ちしております。

教員採用試験(養護教諭)対策講座(その2)元校長先生による特別面接対策

健康科学科では、教員採用試験(養護教諭)の合格を目指す学生に向けて、様々な取組みを実施しています。養護教諭を志望する4年生には、大学の学習支援システムmanabaの「養護教諭採用試験対策」コースに登録してもらい、そのコースに学科での取組みをアナウンスし、学生の自学自習や採用試験対策をサポートしています。

その取組みの1つとして、2021年度は、面接経験豊富な元校長先生による特別面接対策を全5回実施しました。特別面接対策では、参加者の希望に応じて、個別面接、集団面接、場面指導などを行ない、その後、学科教員が模擬面接での振返りを行ないます。元校長先生からは、実際の学校現場での管理職としての経験から、養護教諭に求める資質や能力、子どもたちや保護者対応のあり方、教職員間の連携や報告・連絡・相談の重要性、また、教員採用試験での面接官としての経験から、教員採用試験で面接官がどのような部分に着目しているのか、求める教員像や社会人として望ましい態度、面接でのコツなどについて、大変丁寧にご指導頂きました。養護教諭は、ほとんどの学校で1人勤務の専門職であり、学校現場に1人しかいないからこそ、養護教諭のカラー(人柄)を重視する学校現場も多いです。

健康科学科の学びの特長は、「健康を学ぶ・まもる・つくる」です。子どもたちのこころとからだの健康だけでなく、働く人のこころとからだの健康を学びます。これから教員を目指す方も、企業就職を目指す方も、大学での学びだけでなく、積極的にボランティアやクラブ・サークル、アルバイトなどで経験を積み、そこから自分の強み・弱み、様々な経験から学んだこととそれをこれからにどう活かすか、など考えてみて下さい。

健康科学科の教職員一同、皆さんの頑張りを様々な取組みで応援します。

その他、健康科学科での採用試験対策に向けた取組みについては、コチラをご覧下さい。

卒業生インタビュー「先輩、教えてください!」連載(3)

健康科学科を卒業し、多方面で活躍する先輩に、在学生や教職員がインタビューします。

田之上啓太さん(健康科学科9期生・養護教諭)へ、在学生がインタビューした模様の第二回目をお伝えします。

(取材日:2021年3月21日)

Part 3 大学での学びと、人とのつながり

――さきほど、採用試験対策で大学での仲間との取り組みについてのお話がでましたが、大学との出会いや学びについて教えてください。

田之上さん 今日のインタビュアーのみなさんは、インターンシップ実習や養護実習なども経験した人が多いようなので、そのお話よりも、なぜ僕がこの大学を選んだかをお話ししますね。

学生A ぜひお願いします。田之上先輩は、大学入学前から養護教諭を目指していたのですか?

田之上さん その通りです。教室や学校に入りづらいが、保健室なら通うことができたというような話を見聞きして、そんな仕事ってすごいな、養護教諭になりたいと思うようになりました。

学生B 養護教諭になるには、医療系(看護師養成)の大学や、教育系(教員養成系)の大学もあります。そんななかで、福科大の健康科学科を選んだ理由はなんでしょうか?

田之上さん 僕の場合は、看護師の資格もとれる大学と迷いました。その結果、健康科学科を選んだのは、「学べるものの幅広さ」が決め手の一つです。

学生D 幅広さというと、オープンキャンパスなどでも紹介されているような…?

田之上さん ああ、そうだね、その通り。看護師の資格もとれる大学は、やっぱり看護に関する勉強が中心になる。でも、健康科学科は教育のこともだし、福祉のこと、心理学のことも学べるでしょう。

学生C 仕事をされている中で、大学で学んだ、その幅広いことは役に立ちますか?

田之上さん もちろん。保健室の仕事は、けがした子の手当や体調不良者の対応など、看護の知識が必要な時も多いけれど、それだけじゃない。メンタル面でのケアも大切な仕事です。ほかにも、子どもたちの背景が多様化していて、虐待や貧困、障害などいろんなことを想定しながら対応するには、看護だけでなくて、健康科学科で学ぶような心理学や福祉の知識が欠かせません

学生D 私も大学を選ぶときに「幅広い知識が必要なのかな?」って思っていたけれど、実際にお仕事をしている中でも実感されることなんですね!

田之上さん それから、保健指導で授業に入ることもあるから、大学で学んだ指導案の作成とか、教材研究とかの経験も生きています。子どもの興味をひく工夫とか、自分の中のアイデアを入れる引き出しにストックがないと使えないからね。

学生C すこし、個人的なことを相談してもいいですか?実は、保健指導などで使うような掲示物を作るのがすごく苦手なんです。これって、やっぱりうまく作れるようになるまで練習した方がいいでしょうか。

田之上さん 大丈夫、とっても上手い人は一部のひとで、いろんな先生がいます。何せ、日々の仕事をしていたら時間がないから、やりたくてもできない、ということもある。

学生C ああ、安心しました。養護実習でも掲示物がうまく作れなかったらどうしようと思って不安で…。

田之上さん 実習先にもよるけれど、事前の打ち合わせでしっかりお話をして、実習前に準備をしておくのも、一つの方法だよ。そうすれば、大学にいる友人たちにアドバイスしてもらったりできるしね。

学生C そうか!ひとりで考え込むより、アイデアもひらめきそうです。

田之上さん 実際に養護教諭として働いていると、時間がなくて、いつも凝ったものを作れないということもあるからね。それから、子どもたちに参加してもらうのもいいと思うよ。

学生A 掲示物づくりに…ですか?

田之上さん そうそう、たとえば保健指導をしたときに書いてもらったワークシートを工夫して掲示するのもいいし、掲示物づくりを通じて保健のことを考えてもらうのもいい。

学生D 先生一人で作らなくちゃ、と思っていたけど、そうじゃないんだ。

田之上さん 子どもたちが作ったものがあると、それだけでほかの児童生徒の目にも止まるし、先生や保護者さんも興味を持ってくださる。掲示物の工夫は作り方や内容だけじゃなく、そういう方法もあるよ。


――ここまでお話を伺ってきて、大学時代の仲間や、教師塾でのこと、現在の支部会での情報共有のことなど、田之上さんは、すごく「人とのつながり」がポイントになっているのかなと思います。

田之上さん ああ、そうかもしれません。人とのつながりを大切にしています。

学生B それは、何かきっかけがあって大切にし始めたことですか?

田之上さん もともとだと思うよ。大学のころもそうだけど、仕事をしていて思うのは「周りの人をいかに頼るか」はすごく大事。わからないことがあったら、すぐに「ちょっと聞いていいですか」って聞ける力は、どんなことをするにも必要だと思います。

学生C なんでも自分一人でできるほうがいいのかなって思ってしまいます。

田之上さん それも大事だけど、さっきの話にもあったように、養護教諭は学校で一人だったり二人だったりするから、いろんな人とつながっていくことは、いろんな意味で大切です。抱え込むより、「これ、お願いします!」って得意な人に任せた方がうまくいくことも多い。

学生A 教育現場では、“チーム学校”として、学内の連携も大事だと言われますよね。それもつながりだと思うのですが、学内のつながりのために、何か工夫していることはありますか?

田之上さん 「保健室に人が来てくれるように、種をまく」ことかな。

学生A 種?

田之上さん たとえば、スクールカウンセラーさんが、子どもについて必要なことを担任の先生と情報共有をする、という場面がある。それを、保健室でやってもらうようにお願いする。そうすると、保健室の立場からもお伝えできることもあるし、子どものことを知ることもできる。自然とつながりが生まれていく、そういう場面を大事にすると、いざというときに、人のつながりが生きていくと思っているんだ。

学生D なるほど!保健室を、先生たちのつながりの場所にしているのですね。

学生A 今日はたくさんいろんなお話をありがとうございました。

田之上さん こちらこそ。「養護教諭になりたい」という夢をかなえるために、がんばってください!

研究演習(3・4年ゼミ)担当だった長見先生と久々のお話。 これも“人のつながり”ですね!