進路って、どうやって決めた?2021年版

健康科学科で学んでいる在学生たちは、どんな夢と志をもって、いつ・どんなタイミングで大学や学部を選んだのでしょうか?
3年生のお二人にインタビューをしてきましたので是非ご覧ください!

<3年生・Tさんの場合>

Q:どんな高校生でしたか?

高校時代は吹奏楽部に所属し、部活と勉強の両立を頑張っていました。おとなしい人だったと思います。

Q:大学選びや進路選択について、悩みましたか?

とっても悩みました!やっと進路が決まったのは高校3年の夏頃です。
悩む期間が長かったため、周りの人たちより少し遅くなってしまいました。

Q:どうやって受験する大学や、最終的に進学する大学を決めましたか?

インターネットで検索したり、進路について相談させていただいていた先生から情報を得たりして決めました。
健康科学科を知ったのは、高校の担任の先生が紹介してくれたのがきっかけだったと思います。

Q:将来の夢は何でしたか?また、大学に入ったらその夢をずっと追い続けていますか?

将来の夢は、養護教諭です。高校までの学校生活で、自分や兄弟も養護教諭の先生にお世話になっていたため、考えるようになりました。
でも、養護教諭になるという夢について悩んだりすることもありました。大学に入ってから、とくに2年生が終わるころから悩み始めて、今でも考えることもあります。

Q:受験を控えている人や、健康科学科を候補として考えている人に一言!


 

Q:どんな高校生でしたか?

毎日、部活動(吹奏楽)をしていました!
同じ目標を持つ仲間と大きな課題に向けて一歩一歩努力していました。

Q:いつごろ、大学選びや進路選択について考え始めましたか?健康科学科を知ったきっかけは何でしたか?

高校2年生の秋から、高校3年生の春にかけてだったと思います。
「関西 養護教諭 大学」で調べて、WEB検索に引っかかりました。

Q:養護教諭をそのころから目指していたんですね。いつから、どんなきっかけで養護教諭という夢を持ったのですか?

本格的に、養護教諭を志望したのは、高校3年生のころです。
養護教諭が気になったきっかけは、高校の修学旅行でした。体調不良の友だちの対応をしたとき、付き添いの先生から「ありがとう、助かった」と言われたんです。こういう、とっさのときに対応できる人になりたいなぁと思ったのがきっかけです。

Q:健康科学科を受験しようと決めたのはいつですか?

福科大を受験しようと思ったのは、高校3年生の9月か10月くらいだったと思います。
それまでにも、学校の雰囲気(先生や学生、施設など)や、受験科目、合格者数(大学受験も、教員採用試験も)、倍率などを参考に、調べていました。

Q:養護教諭になるという夢は、大学に入ってから変わったり、悩んだりすることはありますか?

ないです!
公認心理師の資格取得も視野に入れていますが、最終の目標は、養護教諭のままです。

Q:受験を控えている人や、健康科学科を候補として考えている人に一言!


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卒業生インタビュー「先輩、教えてください!」連載(3)

健康科学科を卒業し、多方面で活躍する先輩に、在学生や教職員がインタビューします。

田之上啓太さん(健康科学科10期生・養護教諭)へ、在学生がインタビューした模様の第二回目をお伝えします。

(取材日:2021年3月21日)

Part 3 大学での学びと、人とのつながり

――さきほど、採用試験対策で大学での仲間との取り組みについてのお話がでましたが、大学との出会いや学びについて教えてください。

田之上さん 今日のインタビュアーのみなさんは、インターンシップ実習や養護実習なども経験した人が多いようなので、そのお話よりも、なぜ僕がこの大学を選んだかをお話ししますね。

学生A ぜひお願いします。田之上先輩は、大学入学前から養護教諭を目指していたのですか?

田之上さん その通りです。教室や学校に入りづらいが、保健室なら通うことができたというような話を見聞きして、そんな仕事ってすごいな、養護教諭になりたいと思うようになりました。

学生B 養護教諭になるには、医療系(看護師養成)の大学や、教育系(教員養成系)の大学もあります。そんななかで、福科大の健康科学科を選んだ理由はなんでしょうか?

田之上さん 僕の場合は、看護師の資格もとれる大学と迷いました。その結果、健康科学科を選んだのは、「学べるものの幅広さ」が決め手の一つです。

学生D 幅広さというと、オープンキャンパスなどでも紹介されているような…?

田之上さん ああ、そうだね、その通り。看護師の資格もとれる大学は、やっぱり看護に関する勉強が中心になる。でも、健康科学科は教育のこともだし、福祉のこと、心理学のことも学べるでしょう。

学生C 仕事をされている中で、大学で学んだ、その幅広いことは役に立ちますか?

田之上さん もちろん。保健室の仕事は、けがした子の手当や体調不良者の対応など、看護の知識が必要な時も多いけれど、それだけじゃない。メンタル面でのケアも大切な仕事です。ほかにも、子どもたちの背景が多様化していて、虐待や貧困、障害などいろんなことを想定しながら対応するには、看護だけでなくて、健康科学科で学ぶような心理学や福祉の知識が欠かせません

学生D 私も大学を選ぶときに「幅広い知識が必要なのかな?」って思っていたけれど、実際にお仕事をしている中でも実感されることなんですね!

田之上さん それから、保健指導で授業に入ることもあるから、大学で学んだ指導案の作成とか、教材研究とかの経験も生きています。子どもの興味をひく工夫とか、自分の中のアイデアを入れる引き出しにストックがないと使えないからね。

学生C すこし、個人的なことを相談してもいいですか?実は、保健指導などで使うような掲示物を作るのがすごく苦手なんです。これって、やっぱりうまく作れるようになるまで練習した方がいいでしょうか。

田之上さん 大丈夫、とっても上手い人は一部のひとで、いろんな先生がいます。何せ、日々の仕事をしていたら時間がないから、やりたくてもできない、ということもある。

学生C ああ、安心しました。養護実習でも掲示物がうまく作れなかったらどうしようと思って不安で…。

田之上さん 実習先にもよるけれど、事前の打ち合わせでしっかりお話をして、実習前に準備をしておくのも、一つの方法だよ。そうすれば、大学にいる友人たちにアドバイスしてもらったりできるしね。

学生C そうか!ひとりで考え込むより、アイデアもひらめきそうです。

田之上さん 実際に養護教諭として働いていると、時間がなくて、いつも凝ったものを作れないということもあるからね。それから、子どもたちに参加してもらうのもいいと思うよ。

学生A 掲示物づくりに…ですか?

田之上さん そうそう、たとえば保健指導をしたときに書いてもらったワークシートを工夫して掲示するのもいいし、掲示物づくりを通じて保健のことを考えてもらうのもいい。

学生D 先生一人で作らなくちゃ、と思っていたけど、そうじゃないんだ。

田之上さん 子どもたちが作ったものがあると、それだけでほかの児童生徒の目にも止まるし、先生や保護者さんも興味を持ってくださる。掲示物の工夫は作り方や内容だけじゃなく、そういう方法もあるよ。


――ここまでお話を伺ってきて、大学時代の仲間や、教師塾でのこと、現在の支部会での情報共有のことなど、田之上さんは、すごく「人とのつながり」がポイントになっているのかなと思います。

田之上さん ああ、そうかもしれません。人とのつながりを大切にしています。

学生B それは、何かきっかけがあって大切にし始めたことですか?

田之上さん もともとだと思うよ。大学のころもそうだけど、仕事をしていて思うのは「周りの人をいかに頼るか」はすごく大事。わからないことがあったら、すぐに「ちょっと聞いていいですか」って聞ける力は、どんなことをするにも必要だと思います。

学生C なんでも自分一人でできるほうがいいのかなって思ってしまいます。

田之上さん それも大事だけど、さっきの話にもあったように、養護教諭は学校で一人だったり二人だったりするから、いろんな人とつながっていくことは、いろんな意味で大切です。抱え込むより、「これ、お願いします!」って得意な人に任せた方がうまくいくことも多い。

学生A 教育現場では、“チーム学校”として、学内の連携も大事だと言われますよね。それもつながりだと思うのですが、学内のつながりのために、何か工夫していることはありますか?

田之上さん 「保健室に人が来てくれるように、種をまく」ことかな。

学生A 種?

田之上さん たとえば、スクールカウンセラーさんが、子どもについて必要なことを担任の先生と情報共有をする、という場面がある。それを、保健室でやってもらうようにお願いする。そうすると、保健室の立場からもお伝えできることもあるし、子どものことを知ることもできる。自然とつながりが生まれていく、そういう場面を大事にすると、いざというときに、人のつながりが生きていくと思っているんだ。

学生D なるほど!保健室を、先生たちのつながりの場所にしているのですね。

学生A 今日はたくさんいろんなお話をありがとうございました。

田之上さん こちらこそ。「養護教諭になりたい」という夢をかなえるために、がんばってください!

研究演習(3・4年ゼミ)担当だった長見先生と久々のお話。 これも“人のつながり”ですね!

 

養護教諭になるための採用試験対策講座を開催しています!

今年度も、健康科学科では、採用試験対策講座を実施しました。

学期中の筆答試験に向けた対策講座や、夏の個別対策講座など、いろんな取り組みがありますが、そのうちのいくつかを紹介します。

まずは、筆答試験への対策講座です。
これは、授業外の時間に実施しています。今年度は、いくつかの科目で、対面とオンラインの両方の形式で開催しました。
実際の過去問を用いたり、試験直前に「これだけは!」というポイントを絞って紹介したり、実践的な講座が行われています。

昨年度より、秋学期の対策講座は、1~3年生にも公開されています。すこし難しい内容ではありますが、試験に必要な知識が確認できるほか、学習習慣の形成にも役立ちます。

つづいて、個別指導です。
提出する願書や個人票には、「志望動機」や「自己PR」を記載する欄があります。ひとりで作成するのではなく、教員から添削を受けたり質問をされたりしながら、内容を深めていきます。また、その願書を使用しての模擬面接も実施しました。
なぜ養護教諭を目指すのか?どんな理想像を持っているのか?子どもたちに何をしたいのか?問われる中で、自分の意見が明確になっていきます。

夏季に毎日実施されている個別・グループの対策講座もあります!
(*案内記事はこちら:https://kenkou-kagaku.net/2021/08/04/21kyosai2jitaisaku/
受験する自治体によって、面接の形式や内容、模擬授業や実技試験の有無などが異なりますので、それぞれにとって必要な内容を担当の教員に依頼して行います。写真は、実技試験対策で使用している練習用の人形です。

ほとんど毎日、大学やオンライン上で、いろいろな対策講座を実施しました。また、教員採用試験を受験する卒業生の参加もありました。

最後に紹介するのは、養護教諭として現役で活躍している卒業生との座談会の様子です。
試験に臨む際の極意や注意点、実際の職場の様子など、いろんな質問にたいして、丁寧に答えてくださいました。

自治体によっては、まだ二次試験、三次試験が控えているところもあります。
健康科学科の教職員一同、皆さんの努力を精一杯応援しています!

卒業生からのメッセージにも「教員採用試験」について記載されている部分がたくさんありますので、ぜひご覧ください!
★合格者からのメッセージ:https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/directlink/goukaku.html

【授業紹介】保健科指導法Ⅱ

在学生有志のあつまり、KKS(Kenko Kagakuka Supporter)が健康科学科での授業や実習について紹介します!

今回は、保健科を教えるために不可欠な知識やスキルが詰まっている、「保健科指導法Ⅱ」の紹介レポートです。


<健康科学科 3回生>

3回生春学期の保健科指導法Ⅱの授業では、全15回の講義の内容を、前半と後半の2つにわけることができます。前半には、小学校保健の内容について学習指導要領に沿って保健学習の学習指導案を作成します。指導案とは、教員が授業や指導をどのように進めていくか等をまとめた書式です。後半には、学年や項目ごとにグループを分けて指導案の説明や模擬授業の発表会を行います。

前半は、学習指導案を作成する前に小学校の保健学習の指導案を、図書館やインターネットで探したり、小学校学習指導要領の総則や体育編から体育・健康に関する指導はどうような内容であるか、どのような資質・能力の育成を目指すのかなどを考えたりします。その後、自分の興味のある学年・内容を選んで学習指導案を作成します。後半は、学年や項目ごとにグループを分けて単元名や指導と評価の計画、模擬授業などの発表会を行い、良いところや工夫してあるところ、参考になったところなどのお互いへのフィードバックを、オンライン上で受講者全員が共有します。

2021年度は、前半の学習指導案を作成する期間が遠隔授業期間であったため、学習指導要領や保健の教科書を参考にして、ゆっくり丁寧に学習指導案を作成することができました。また、後半の発表会は対面授業で行い、自分が作成した学年以外のグループごとに工夫された指導案や模擬授業を知ることができるため、今後の学習指導案を作成する際に参考にすることができました。

<小学校「保健」の教科書と、学習の目標や展開を記した指導案>

担当の山本訓子先生は、学習指導案を作成する課題において、毎回オンライン上で、より良い学習指導案を作成するためにアドバイスをしてくださるなど、とても学生に親身になって指導してくださる先生です。発表会の後には先生が小学校に勤めていた際に行っていた授業の紹介もあり、教材を活用した授業展開や児童の反応について実際の現場の貴重な話を聴くことができます。また、今後の学習指導案の作成や実習での授業において参考にしたい知識をたくさん教えてくださいます。

<科目担当の山本先生>