2024年度教員採用試験・合格体験記(現役合格者)

【18期生・和歌山県合格・Aさん】

私は和歌山県で合格をいただきました。和歌山県を選んだ理由は、地元で働きたいと思ったからです。

筆記試験対策は3年生の秋頃から本格的に取り組んでいました。苦労したことは、モチベーションを保つことです。最低限を決めて勉強したり、定期的に新しい知識に触れたりして取り組んでいました。

面接試験対策はとにかく場数を踏みました。個人的な意見ですが、大切なことは話に一貫性をもたせることと自分らしさを伝えることだと思います。話に一貫性をもたせるために、先生方から何度も指導や助言をいただき、考えを練り直しました。面接本番はとても緊張しましたが、自分らしく過ごすことができる言葉をくれた友達のおかげで、落ち着いて話すことができました。

試験勉強中は逃げ出したくなることもあるかと思います。あまり追い込みすぎず、息抜きを大切にしてください。そして試験本番では、自分が時間をかけて取り組んできたことに自信をもってほしいです。応援しています。


【18期生・和歌山県合格・Sさん】

私は、出身地であり第1希望であった和歌山県で合格をいただきました。筆記試験、面接試験の2分野で大切にしていたことを挙げます。

まず筆記試験では、具体的な目標を決めて取り組みました。例えば「模試を受けたらその日のうちに専門科目だけでも完璧にする」「2週間後には満点にする」等です。もし急用や体調が優れない日があったとしても「今日は過去問を1年分だけ解こう」等、小さな目標でも具体的に決めることで、周りに流されず自分のペースで勉強をすることが出来ました。

面接試験では、自己分析を徹底して行いました。先生方に何度も面接練習をお願いし、答えられない質問をなくすようにしました。また、試験直前まで友達とビデオ通話で練習もしました。とにかくたくさん練習し不安要素をなくし、自信をもって試験に挑むことが大切だと思います。

採用試験は受験する自治体も皆、異なることから、孤独に感じることもあると思いますが、自分をしっかり持ち、頼れる人にはたくさん頼って頑張ってください。後輩の皆さんの努力が実ることを願っています。

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2023年度教員採用試験・合格体験記(現役合格者)

【17期生・北海道合格・Hさん】

私は北海道で合格をいただきました。自治体選びについては、現役合格したいという気持ちが強く、また合格した暁にはその自治体で働き続けたいと考えていたため、受験する自治体の候補を出し、たくさん調べてその魅力を感じた自治体に決定しました。

本格的に採用試験勉強に取り組み始めたのが遅かったため、予定がある時間以外はとにかく勉強し、苦手な分野については分からない問題がなくなるまで何度も勉強して覚えていきました。大学付近に住んでいたため、休みの日もできるだけ大学へ行き、周囲に勉強している人がたくさんいる環境で勉強したことが、最後まで採用試験を頑張れた理由だったと思います。私は、面接に対する苦手意識が強かったので、対策はいろいろな先生方にお願いし、たくさん質問をしてもらい、何度も指導・助言をしていただきました。面接本番はすごく緊張しましたが、練習をたくさんしたからこそ自分の考えをしっかり面接官に伝えることができたと思います。

試験勉強中は、なかなか思うように結果が出なかったり、逃げ出したくなったりすることもあると思います。しかし、周囲と同じペースではなくても自分に合った方法で、適度に息抜きしながら、悔いが残らぬよう全力で取り組んでほしいと思います。応援しています!


【17期生・北海道合格・Nさん】

合格をいただけた理由は、①自分の得意不得意を把握できていた点、②サポーター活動を行っていた点、③周囲に流されなかった点の3点にあると分析しています。

①自分の得意不得意を把握する:3年生の3月頃から少しずつ勉強していましたが、本腰を入れたのは直前の5月のみです。ただ、毎日5分でも絶対に勉強していました。苦手分野をつぶすことに集中し、教材は主に東アカのステップアップ問題集と全国まるごと過去問題集を使用していました。得意不得意問わず勉強を進めていれば、絶対に時間が足りなかったと思います。

②サポーター活動:学んだ知識の補強にもなりましたが、現場での実務が身につきました。学んだ知識はあくまで基本で理想の部分も多いです。面接や場面指導ではそれらを現場でどう活用するか、また現場で働いていけるのかを見られるので、理想論ばかりを語っても他の受験者と差がつかないと思います。

③周囲に流されない:周囲に感化され勉強することはいいことですが、周りが勉強しているからと無理をして勉強の質が落ちては意味がありません。長期的に勉強に取り組める人もいれば、短期集中型の人もいます。マイペースすぎずマイペースに取り組むことが大切だと思います。

採用試験は試験期間が長く、長期戦です。緊張感が続き、プレッシャー等でストレスを感じることも多いと思います。適度に息抜きをしながら、勉強が苦にならないように頑張ってください。

次に、私が思う「ポイント」をまとめます。

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2022年度教員採用試験・合格体験記(現役合格者)

【16期生・島根県合格・Hさん】

私は、地元・島根県の教員採用試験で合格をいただきました。3回生の2月頃から勉強を始めましたが、具体的な勉強計画も立てておらず、4回生になってようやく本腰を入れて取り組みました。私は大学近隣で一人暮らしをしていたため、家では集中力が切れると思い、授業のない日もなるべく大学に行って図書館で勉強するようにしていました。やる気がないときもとりあえず参考書を開いて勉強する習慣を身につけました。また、覚えにくいところは家の壁紙に貼りだして覚えたり、単語帳に書き写して出かける際にも持ち歩いたりして、常に頭の中から消えないようにしていました。

一次試験を終えて、まさか合格していると思っていなかったため、二次試験対策は一次試験の結果が出てから大焦りで行いました。毎日学校に朝から晩まで通い、たくさんの先生方に面接練習や小論文、実技等の指導をしていただきました。二次試験まで時間がなく、面接の内容に関しては寝る間も惜しんで練りました。

自分の夢をかなえるための大きな試験なので、うまくいかないと精神的につらくなる時もありました。しかし、一緒に試験に向けて頑張っている学科の仲間や、お忙しい中でも時間を見つけて手厚く指導してくださる優しい先生方のおかげで自分も頑張ろうと思えました。なにより、私は両親に合格を伝えたいという思いが強かったため、それが大きなモチベーションになりました。皆さんも自分なりのモチベーションを見つけて、とにかく悔いの残らないように、必死になって頑張ってください!応援しています。


【16期生・大阪市合格・Oさん】

私は、大阪市の幼稚園の養護教諭として合格しました。大阪市教師養成講座を受講していたため、一次試験(筆記・面接)は免除されました。もともと大阪での就職を考えていたので大阪市のみ受験しました。試験勉強に取り組み始めたのは、3年生の教育実習が終わってからですが、最初の方は、学校で行われる東京アカデミーの講座や教採対策講座などにいくだけで自主的に勉強はしていませんでした。3年生の3月頃から過去問を解き始め、最初は全く点数が取れず、とても焦りました。そこから少しずつ自主的に勉強するようになり、本格的に勉強するようになったのは5・6月頃で、もっと早く取り組めばよかったと後悔しています。

筆記試験について:過去問は、2016年以前は問題形式が違うので、私は主に2017年までの過去問を繰り返し解いていました。1度過去問を解いて分からなかったところは、参考書の例題などを解いて理解し、もう一度過去問を解くような感じで進めていきました。よく出される問題についてはノートにまとめたり、毎年出されている法令や環境衛生基準はWordでまとめたりして覚えていました。家ではなかなか集中できなかったので、カフェに行ったり大学で友達と勉強したりして、いろんな場所へ行き、気分を変えていました。私は人と問題を出し合いながら勉強するほうが身につくので、たまに同じ大阪市を受験する友だちと問題を出し合っていました。勉強すればするほどわからない問題が出てきて心が折れそうになりましたが、同じ目標を持つ友達と励まし合い、刺激を受けたことで最後まで頑張ることができました。

面接試験について:参事の先生による面接対策講座や健康科学科の先生にお願いして面接練習をしてもらったり、大阪市を受験する子と面接しあったりして練習していました。最初に自分について、養護教諭観について考え、ノートにまとめていました。ある程度自分の中で考えがまとまると、だいたいの質問には答えられるようになりました。場面指導は練習あるのみで、様々なお題に触れ、自分の対応について振り返るようにしていました。相手のペースにのまれないこと、自分の考えを示すことを意識していました。

教採は長期戦になるので、たまには自分の好きなことに1日使ってみたりして息抜きをしながら最後まで頑張ってください。


【16期生・大阪市合格・Nさん】

私は大阪市の教員採用試験を受験しました。大阪市教師養成講座を受講していたため、一次試験は免除となり二次試験からの専門と面接対策に絞って勉強することができました。

なかなか最初は勉強モードになることができず、本格的に対策し始めたのは3年生の3月後半ごろからでした。筆記試験の対策には主に過去問と問題集をしようしました。しかし初めのころの私には過去問を解く知識が全く身についておらず、自分自身が、どこが得意でどこが苦手かも理解できていなかったので、まずは大阪市の過去問5年分を何度も繰り返し行いました。分からないところや間違えたところは教科書や参考書、今まで授業で使用したプリントなどを見返してノートに何度も書いて覚えました。また、通学の電車や隙間時間には自分で弱点箇所をまとめたノートや参考書を何度も読んで頭に叩き込みました。

面接対策では、外部の講師の方や複数の先生方に何度も指導・助言をしていただきました。大阪市教師養成講座を受講するために3年生のころから面接練習を行い、志望動機や自分の長所・短所、経験について考えることを行っていたことも私の強みになったと思います。複数の先生方や同じ養護教諭を目指す友だちと何度も練習を繰り返し、どこが良かった、こうしたほうがよくなると思うなど、意見を伝え合うこと等をしたことも自分の力につながったと思います。

私は中学生のころから養護教諭を目指しており、少しでも合格に近づく大阪市教師養成講座を3年生のころに受講し勉強を続けてきました。大学の授業と並行して学ぶのは時にしんどい時もありますが、その分多くの必要な力も身につき二次試験により集中して勉強することができました。勉強法に正解はないとおもうので自分に合ったやり方でモチベーションを落とさないように最後までやり遂げてください。時に友達と協力し励まし合いながら、心身を崩さないように息抜きをしながら頑張ってください。


【16期生・大阪市合格・Yさん】

私は大阪市教師養成講座を受講していたので、一次試験免除で受験しました。どうしても現役合格をしたかったので、受験科目は絞ったほうが合格しやすいだろうと思い、大阪市のみを受験しました。

養護実習が11月の中旬まであり、実習終了後も日誌などを書かなければならなかったため、教採の勉強を始めたのは3年生の12月に入ってからでした。それまで教採の勉強をしたことがなく、何から勉強を始めたらいいか分からなかったので学校保健安全法を覚えるところから始めました。大阪市は過去問を見ると毎年必ず学校保健安全法の穴埋め問題が数問出ていたので、必ずすべて覚えるというつもりで勉強していました。自分の受験する自治体の問題の傾向をつかむと、勉強を始める上で役立つかなと思います。

また、東京アカデミーの問題集を自分の参考書のようにしようと思い、そこに乗っていないことや自分が分からなかった問題などはすべて書き込んで自分だけの参考書にしていました。問題演習には全国丸ごと過去問題集という問題集を使い、わからない問題がなくなるまで、2年分を何周も解きました。

面接対策は、外部講師の方や参事の先生の面接対策講座に参加するなど、実際の面接試験日は9月でしたが、一次試験に面接がある友だちと一緒に、5月頃から対策を始めました。面接練習はとても苦手でしたが、複数の先生に何度も練習を見ていただいて、自分の良さと熱意を相手に伝えることができるように練習しました。

7月頃から場面指導の練習を始めましたが、面接と違って今までに一度も経験したことがなかったので、自分の出来なさに落ち込んだり、人と比べてしまったりしてとても苦戦しました。しかし、同じ養成講座に通っていた友だちと場面指導をお互いに練習しあい、意見を言い合ったり、他の友だちとも通話などで、このような場面の場合はどう対応するべきか複数の選択肢を出し合ったりしました。場面指導は様々な考え方や可能性を想像しながら進めなければならないので、自分の意見だけでなく、友だちの意見を聴き、選択肢を増やすことはとても大切なことだと思います。

私は家であまり勉強がはかどらなかったので、可能な日は往復3時間かけて大学へ勉強をしに行っていました。初めは往復時間がもったいないので家で勉強したほうがいいと思っていましたが、大学で数時間集中して勉強したほうが身についていると感じてからは大学で友達と勉強したり、先生方に面接練習を見てもらったりしました。

教採までの期間はとても長く辛いこともあるので、時には周りに頼りながら、楽しく勉強ができる方法を見つけてほしいと思います。

私が、場面指導が苦手だったように、不得意なことは誰にでも必ずあります。でもその苦手から逃げずに自分と向き合い、たくさん練習し少しずつでも自信をつけていけたら、必ず合格できるので頑張ってください!

 

2021年度教員採用試験・合格体験記(現役合格者)

【15期生・沖縄県合格・SYさん】

私が教員採用試験に向けて本格的に勉強を開始したのは3回生の3月からでした。問題の傾向や特徴をつかむために、まずは過去問を解きました。過去問は8~9割とれるようにする必要があると聞いていたのですが、それには到底及ばず、自分自身の知識の少なさに大きなショックを受けたことを覚えています。もっと早くから対策しておくべきだったと痛感しました。しかし、それまでの3年間を無駄に過ごしていたのではなく、養護教諭として働くために、自分に足りていないこと、やるべきことは何かを考え行動し、成長してきたという自信はあったので、合格してやる!!という気持ちを持って試験勉強に励むことができました。

面接では「自分の考え」を述べることになります。試験前に対策することも重要ですが、実習やボランティアでの経験などが土台となるので、積極的に行動し、感じたことや学んだことを養護教諭としてどう生かすかということを意識しながら過ごすことも重要だと思います。今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、様々な活動が制限されました。

今後は、それによる子ども達への影響も考慮しながらどうすべきかを判断しなければならないので、先輩方の実践や現場を知る機会を、より大事にしなければならないと思います。

その他にも、バイトやサークルで様々な人の価値観に触れたりする機会も大事にしてほしいです。自分が考えたことを言葉にすることは簡単ではありませんが、本大学には熱心に指導してくださる先生と、励まし合う仲間がいるので乗り越えることができます!

採用試験は長期戦なので、モチベーションを維持する方法を見つけることも重要です。自分の受験する地区の試験日程・内容・傾向を知り、自分なりの計画を立てて実践することが必要だと思います。勉強法に正解はないと思うので、自分のやり方を信じて、時には友人と語り合い、これから出会う子ども達のために勉強しているのだ!という思いを胸に、根気強く頑張ってください!


【15期生・大阪市合格・MKさん】

私は大阪市教師養成講座を受講していたので、一次試験免除で受験しました。他の自治体を受験するよりも、比較的合格に近い大阪市に絞って勉強しました。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、大学に登校できない時期があり、勉強モードになかなか入ることができず、本格的に対策を始めたのは4年生の5月でした。筆記試験の対策には、過去問と問題集を使用しました。私の場合は問題を解くための知識も身についていない上に、どこが自分の弱点なのかもわからなかったので、とりあえず過去問と問題集を解くことから始めました。わからないところがでてきたらすぐに参考書を見て覚えたり、トイレの中や家中の壁に法律や健康診断の方法や基準などを書いた紙を貼り付けて、頭に叩き込んでいました。また、電車の中では常に参考書を読むようにしていました。

面接対策では外部講師の方に指導をして頂いたり、複数の先生方に見て頂いていました。3年生から先生との面談を繰り返し行なっていたことも私の強みになったと思います。15分間という短い面接の中で伝えたいことがストレートに伝わるように簡単な言葉でどう言ったいいのかを考えるようにしていました。特に場面指導は苦手だったので、同じ養護教諭を目指している養成講座の友達や、大学の友達と電話をしてひたすら練習しました。

今年の教員採用試験は、コロナ禍の中で例年通りにはいかないことがたくさんあったと思います。合格を報告したい人たちの写真をベッドから見えるところや部屋の壁に貼り、モチベーションを保つようにしていました。勉強する気が起きないこともあると思いますが、しっかり息抜きの時間をとって、将来の自分を想像しながら頑張って下さい。やることをやるだけ、結果は付いてきます。応援しています!


【15期生・高知県合格・MKさん】

私は地元である高知県の教員採用試験に合格することができました。3回生の1月あたりから勉強を始めましたが、なかなか勉強する気が起こらず、結局本腰を入れたのは4月の後半あたりからでした。試験日まで2ヶ月もない状態だったので必死に勉強に励みました。朝から晩まで勉強する日もありましたが、気持ち的にしんどくて1、2時間しか勉強していない日もありましたが、とにかく勉強する習慣を身につけるようにしていました。私は静かな環境の方が集中できるので、基本空き教室や自宅など1人で勉強していました。また自分の受ける自治体の過去問を何周も解き、出題傾向を把握するようにしていました。そして私の場合本腰を入れてから試験当日までの日数が少なかったため、毎日To Doリストを作成し計画的に勉強していました。

またコロナ禍だったため面接や模擬授業の対策は、全てリモートで行いました。毎日いろんな先生方に面接指導をしていただきました。

試験対策をしていると自分の知識や経験の浅さを実感し、とてもしんどい時期がありました。しかし先生方や友達、先輩、家族などに色々話を聞いてもらい、適度にリフレッシュをし、自己肯定感を高め合っていたため乗り切ることができたと思っています。みなさんも適度にリフレッシュをしながら勉強を頑張って下さい。

 

2020年度教員採用試験・合格体験記

【14期生・大阪市合格】

私は、大阪市の教師養成講座を受講していたことから、大阪市を受験しました。性格的にひとつの自治体に集中するほうが向いていると思い、他は受験しませんでした。

対策をまともに始めたのは、4年生になって少し経った後です。筆記対策には、東京アカデミーの問題集と過去問題集を使用しました。勉強を一人でするか友達とするか、どこでするかなどは自分に合うやり方を自由に選ぶといいと思います。

面接対策では、外部講師の方による対策講座に参加しました。私は、面接練習よりも自分の中でしっかり考えを深めることに重きを置きました。さまざまな質問例や問題例について自分なりに回答を考えました。ボランティアで得られる学びも大切にしました。面接では、自分が伝えたいことを素直な言葉で表現するほうがいいと思います。場面指導では、相手の気持ちを思いやることも大切だと思います。教採の対策にあたっては、趣味などを我慢し過ぎず、息抜きをしながら自分のペースで頑張ってほしいです。


【14期生・京都府合格】

私は、京都府の合格を頂きました。京都府は筆記(一般教養・専門)、面接、小論文と一次試験から盛り沢山でした。

私は、面接も小論文も苦手でしたので、特に筆記試験に力を入れることにし、3月から専門科目に力を入れました。大学に毎日通い、東京アカデミーの問題集をずっと解き続けて、最終的には問題集を10周はしました。また全国の過去問題集も3周し、何度も反復して勉強することで覚えることができました。

私は書いて覚える方が得意なため、私に合った勉強法だったと思います。一般教養は、京都府の過去問題をひたすら解いて、京都府特有の問題に慣れるようにしました。

面接練習は、大学で行われる対策講座に参加し、小論文は、2人の先生にずっと見て頂いていました。同じテーマで何度も書き続けると書き方が分かってきました。

4月からは友達と勉強しながら、合間のおやつタイムが良い息抜きになりました。大学ではずっと勉強を中心に取り組み、家ではほとんどせずにゆっくり休みました。メリハリを付けることが大切だと思います。また、体調管理もしっかり行なって下さい。自分自身で受けたい自治体の試験概要を調べることは勿論ですが、自分の得意分野、苦手分野は何かと自己分析して勉強を進めていくことも大切だと思います。頑張って下さい。


【14期生・大阪府合格】

私は、兵庫県、高知県、鳥取県、大阪府を受験しました。

私が教員採用試験の対策を始めたのは2年生頃です。筆記試験対策では、問題集を繰り返し解いたり、友人と覚えたことについて問題を出し合ったりしました。面接対策では、多くの先生方に協力していただき、試験直前はほぼ毎日練習に付き合っていただいていました。また、私は試験勉強中も学童保育のアルバイトや中学校でのボランティアを行ったことで、面接試験ではしっかり自分の言葉で話すことができ、長い試験勉強中の気分転換にもなりました。

教員採用試験は、頑張れば頑張るほど、覚えればいけない膨大な知識の量に心が折れそうになります。しかし、自分の中で頑張る時間にメリハリがあったことや励まし合える友人、全力で協力してくださる先生方のおかげで、最後まで頑張ることができました。机に向かうだけが全てではないので、友人や好きなことも大切にしながら、皆さんだけの強みを磨いて下さい。応援しています。


【14期生・大阪市合格】

私は大阪市・東京都・和歌山県・高知県の4つの自治体を受験しました。

試験勉強を始めたのは3年生の2月頃からです。私は大阪市の教師養成講座を受講していたので、2次試験の専門教養を中心に勉強を進めました。同じ自治体を受ける友達と一緒に勉強し、互いに学んだことを交換し合う機会も作っていたため、1人で勉強するよりもより広い視野から対策ができたと思っています。

4つの自治体を受験するとなると、専門教養以外にも模擬授業や討論や一般教養や実技など対策する必要があるものが多く、苦しく感じた時期もありましたが、同じような対策をしている友達と共に進めていけたことが励みにもなりました。

面接の対策は友達と互いに練習し合ったり、ビデオを撮って後から見返したり、先生方に何度も見て頂いてご指導を頂きながら練習を重ねました。今から採用試験を振り返ると、勉強に集中するためにもっと早くから各自治体の試験の内容や傾向を把握しておけば良かったと思っています。勉強を進めていく中で自分に合った参考書の特徴が掴めるようになってきたので、何事も早いうちから少しでも対策し、自分は何ができていて何ができていないのか、今から何をすべきなのかを明らかにすることが大切です。そして、1人で全ての対策をすることはできません。先生方にご指導頂いたり、友達と共に頑張って課題を解決していくことがモチベーションの維持に繋がると思います。


【14期生・高知県合格】

私は、採用試験の半年前から勉強を本格的に始めました。教職と専門の基礎を12月までに固め、1月からは応用中心に取り組んでいきました。自分に合った問題集を探すのに苦労しましたが、「これだ!」と思った問題集を繰り返し勉強していくと、負担も少なく勉強がしやすかったです。様々な問題を解いて、問題に慣れておくことも必要だと思います。分からないことがあれば教科書などで調べたり、友達に聞いて教えてもらっていました。

面接対策は外部講師による講義や、先生との面談で自己理解を深めつつ、面接ノートをつくり、質問に対して自分なりの言葉で考えていきました。そして、先生方にお願いをして面接を見ていただきました。初めは緊張しましたが、考え過ぎるより自分なりの言葉で伝えることが大切だと思います。

模擬授業は友達同士でお互いに意見交換をしました。1人で行わず、友達同士で対策することも大切だと思います。高知県は試験内容に指導案の作成があるので、どんな授業の流れにするのかを考えておいて、指導案を書く練習をすれば良いと思います。

自治体によって試験概要が違うので、早いうちから調べて計画していくことが対策において重要になると思います。しかし、採用試験の勉強は、長期にわたるので、体調を崩さないように息抜きをしながら勉強をする方が、モチベーションも維持できると思います。頑張って下さい!


【14期生・神戸市合格】

私は、学生に足りないのは経験だと思っていたので、2年生から「いきいき」(大阪市の児童いきいき放課後事業)で地域指導員として活動し始めたり、保健室ボランティアに行ったりと養護教諭としての経験を増やし、子どもたちと関わる機会を作るようにしてきました。

筆記試験の勉強は3年生の2月ぐらいから徐々に始めました。私は大学に入ってから遊んでばかりで、勉強する習慣がついていなかったので、習慣づけのために友達と一緒に勉強したり、積極的に講座に参加したりしました。まずは、神戸市の過去問を集めて、傾向を分析しました。そして神戸市の過去問と問題集、東アカの問題集、健康診断マニュアルをそれぞれ3周しながら、間違えた問題や、覚えられていない内容、初めて知った内容を1冊のバインダーノートにまとめたり、書き加えたりしました。この作り上げた分厚い1冊のノートが最終的に私の自信になりました。また、椅子に座って勉強するだけでなく、トイレ中もトイレの壁に貼った環境衛生基準などを暗記する時間にして、忘れる隙を与えないぐらい頭に叩き込みました。

面接、模擬授業、実技試験の練習は、大学で先生に教えていただいたり、友達に見てもらったり、家で1人でカーテンに向かって練習していました。採用試験までの期間は、長いようで短く、短いようで長いです。モチベーションが下がらないように自宅や大学、図書館などいろいろ場所を変えながら勉強をしてきました。それでも勉強をすればするほど次から次へ新しい内容がでてくるので終わりが見えず、不安で泣くことも多々ありました。でも終わりは必ず来ます。今思えば一瞬でした。私は試験後、不安よりも解放感で満たされていました。それは、自分がやりきったと思えたからだと思います。まだまだ努力は必要ですが、とりあえず頑張ってよかった!
皆さんも悔いのないように1日1日を大事に頑張って下さい!


【14期生・高知県合格】

私は3つの自治体を受験しました。

主に専門教科を中心に、年明けから勉強し始めました。また、3月からは東京アカデミーに通いました。自宅での勉強方法はとにかく問題を解いて、間違えた問題を理解するようにしました。学校保健安全法はほぼ全て覚えました。東京アカデミーでは、問題解説や模擬授業、面接指導などをしました。東京アカデミーでは各自治体の過去問の情報などが多く、面接官をやられていた方の指導も受けることができて、とてもためになりました。

これから教員採用試験を受ける方はぜひ頑張って下さい。各々がどれだけ頑張れるかが合格の鍵だと思います。自分に合う勉強方法を見つけて、自治体の傾向を掴んで頑張って下さい。応援しています。


【14期生・北海道合格】

私は、北海道で合格をいただきました。

私は、自分なりの勉強方法を生み出していくことができないタイプだったので、学科開催の教採対策講座を受講したり、友達から勉強方法を聞いたりして、それを真似してやっていました。やる気が出ない時でも対策講座や大学に行き、友達と話をしているだけでも何らかの知識は入ってきます。みんなで協力しながら問題を出し合ったりするのが良いと思います。

面接対策でも、学科開催の対策講座を受講しました。それに加えて同じ自治体を受ける人達同士で集まり、練習をしたりもしました。面接で大事なことは、自分が思っていることを自分なりの言葉で自信を持って相手に伝えることだと思っていますので、色々な人に面接官になってもらいながら練習しました。

採用試験は一年に一度しかありません。悔いのないように、しっかり対策をして試験に挑んでほしいです。そして、息抜きとしてボランティアや課外活動や旅行など、色々な場所に足を運び、たくさんのことを経験して自分の感性を育てていって下さい。自分が教員としてやっていけるのか不安な部分もありますが、自分の人生の経験値になることの期待を胸に、北海道で頑張ります。北海道から応援しています!


【13期生・大阪市合格】

私の教採対策を簡単にまとめます。

  1. 自分と同じくらい真剣なモチベーションの友人を見つけ、勉強のルーティンをつくる。
  2. 一般教養が苦手なため、一般の配分が少ない自治体を選択。
  3. 記述が少なく、マーク式の自治体を選択。
  4. 教職と専門に注力(問題集に赤で答えやメモを書き込み、2回目以降は書く時間を省略)。
  5. 問題集を徹底的にやり込んで知識を定着させる!(私は各問題集を5〜8周しました。使ったのは4つの問題集+複数の参考書)
  6. 大学の先生やボランティア先の校長先生にES(エントリーシート)の添削、面接練習をして頂く。練習はビデオに撮り、改善する。
  7. 模擬授業は、10分で指導案を書く練習と授業の練習をひたすらして慣れる。

私はこのような内容の対策を、3月から一日平均10時間しました。皆さんも自分に合った自治体選択と勉強法で、自分の健康も大切にしながら、乗り切ってほしいと思います。私はたまたま合格を頂きましたが、一発合格する人が素晴らしい教員になるとは限らないと思っています。だからこそ現場に出てからが勝負と決めて、これからも努力します!一緒に頑張りましょう☆!


【11期生・愛媛県合格】

今年度、強運が訪れ、一次試験に合格した時は、信じられない気持ちと、どのように対策したらよいかわからず、右往左往しました。しかし、このチャンスをどうしてもつかみたかった私に、大学の先生方、そして現役の学生さんたちが快く受け入れてくださり、指導していただいたことに感謝しております。二次試験においては大学時代に考えた「あなたにとって教育とはなにか」や「どのような養護教諭になりたいか」が基礎になって、小論文や面接に答えられたと感じました。

たくさんの人に支えられ、今回の合格をつかむことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。愛媛県を受験するにあたって、聞きたいことがあればなんでも聞いてください。お力になれたらと思います。