2024年度教員採用試験・合格体験記(現役合格者)

【18期生・和歌山県合格・Aさん】

私は和歌山県で合格をいただきました。和歌山県を選んだ理由は、地元で働きたいと思ったからです。

筆記試験対策は3年生の秋頃から本格的に取り組んでいました。苦労したことは、モチベーションを保つことです。最低限を決めて勉強したり、定期的に新しい知識に触れたりして取り組んでいました。

面接試験対策はとにかく場数を踏みました。個人的な意見ですが、大切なことは話に一貫性をもたせることと自分らしさを伝えることだと思います。話に一貫性をもたせるために、先生方から何度も指導や助言をいただき、考えを練り直しました。面接本番はとても緊張しましたが、自分らしく過ごすことができる言葉をくれた友達のおかげで、落ち着いて話すことができました。

試験勉強中は逃げ出したくなることもあるかと思います。あまり追い込みすぎず、息抜きを大切にしてください。そして試験本番では、自分が時間をかけて取り組んできたことに自信をもってほしいです。応援しています。


【18期生・和歌山県合格・Sさん】

私は、出身地であり第1希望であった和歌山県で合格をいただきました。筆記試験、面接試験の2分野で大切にしていたことを挙げます。

まず筆記試験では、具体的な目標を決めて取り組みました。例えば「模試を受けたらその日のうちに専門科目だけでも完璧にする」「2週間後には満点にする」等です。もし急用や体調が優れない日があったとしても「今日は過去問を1年分だけ解こう」等、小さな目標でも具体的に決めることで、周りに流されず自分のペースで勉強をすることが出来ました。

面接試験では、自己分析を徹底して行いました。先生方に何度も面接練習をお願いし、答えられない質問をなくすようにしました。また、試験直前まで友達とビデオ通話で練習もしました。とにかくたくさん練習し不安要素をなくし、自信をもって試験に挑むことが大切だと思います。

採用試験は受験する自治体も皆、異なることから、孤独に感じることもあると思いますが、自分をしっかり持ち、頼れる人にはたくさん頼って頑張ってください。後輩の皆さんの努力が実ることを願っています。


【18期生・宮崎県合格・Kさん】

私は宮崎県で合格を頂きました。自治体選びはとても迷いましたが、第一志望である宮崎県と問題傾向が似ていたり、受験科目が同じだったりする自治体を第二志望、第三志望として奈良県と高知県を受験しました。

とにかく一次試験は、暗記だと思います。最大限に自分が覚えやすいように工夫して反復するのが1番です。私は、ステップアップ問題集という参考書を自分の軸にし、模試で解けなかった問題や参考書にも載ってないような問題を付箋にメモし、一つの参考書に知識を詰め込みました。全力で遊ぶと決めた日以外は、帰省時や隙間時間でも持ち歩き、いつでも確認出来るようにしていました。

二次試験では、面接に苦手意識があったため、色々な先生に面接練習をお願いしました。また、面接が上手だなと思う友達の面接の仕方を観察し、言葉の言い回しや例えの使い方を普段から意識するように心がけてました。

教員採用試験は長期戦です。体力的にも精神的にもきつい時期があると思いますが、1日10分でも勉強したら自分を褒めてマイペースにやり続けることで、絶対結果は付いてきます。

皆さんの合格をお祈りしています。


【18期生・大阪市合格・Mさん】

私は大阪市で合格をいただきました。採用試験に向けて本格的に勉強を始めたのは大学2年生の秋頃でした。はじめは、わからないことが何かもわからない状態だったので、先生や先輩にどんな参考書を使ったらよいかを聞き、同じ参考書を購入してとにかく問題を解きました。

参考書がある程度できてきたら、次は教職課程室にある色々な自治体の過去問を解きました。そこで出てきた法律やマニュアルは都度印刷をし、一通り目を通して大事なところは線を引き、採用試験1ヶ月前に改めて確認すべきだと感じたところは付箋を貼っておき、まとめてファイリングしていました。

専門科目で他の人と差をつけられると感じたのは、解剖に関する知識です。解剖は、養護教諭向けではありませんが大学の図書館に参考書や問題集が置いてあります。それを借りて勉強をしたり、YouTubeを見たりして勉強しました。

面接は、大学の先生やボランティア先の先生にたくさん練習をお願いするのが良いと思います。また、ボランティアで子どもたちと関わる中で感じたことは、こまめに記録しておくと面接の時に役に立ちました。

なかなか思うように勉強が進まなかったり、不安や悔しさで先が見えない日々が続いたりすると思います。そんな時は周りの人をたくさん頼って、そして自分を信じて、乗り越えて下さい。応援しています!