9/5オープンキャンパスレポート

9月5日(日)にオープンキャンパスを開催しました!


大学全体での説明や案内を受けた後、養護・看護実習室に移動していただいてから、健康科学科コーナーがスタートしました!


【学科紹介】

福田先生より、学科の学びやサポート、教育内容、就職実績などについての紹介がありました。
どのようなことを、どのように学ぶのか?についてや、養護教諭を目指すための他の学部との違いについて、詳しくお話ししました。


【ミニ講義】

木村先生の「人間の失敗から考える健康と安全」の講義を受講していただきました。
ワークの体験を通して、人間のふしぎや、健康・安全について考えるきっかけになったと思います。


【卒業生・在校生の話】

感染症対策のため、卒業生のお話は、事前収録したビデオを視聴しました。現在、養護教諭として活躍している卒業生に出演していただきました。
なぜこの大学を選んだか?というテーマでは、「幅広く学べること、とくに福祉についても学べたことが今の職務にも役立っている」ということを具体的に聞くことができました。

また、在学生の話は、オンライン会議システムを使って、3年生に「看護臨床実習」について話をしてもらいました。
卒業生への質問と同じく、「なぜこの大学を選んだか?」という質問をしたところ、「養護教諭を目指すなかで、悩み事を聞いたり、子どもに寄り添ったりするために、心理学もきちんと学びたかったから」と語ってくれました。
健康科学科の先輩たちも、大学選びは迷いながら通った道、ということで、リアルな声を聴くことができました。


なお、会場の養護・看護実習室は、健康科学科の学びに欠かせない備品や設備が整っています。感染症対策で隅々までの見学はできませんでしたが、紹介動画がありますので、ぜひ一度ご覧ください!

★実習室紹介動画:


次回のオープンキャンパスは12月19日(土)に開催予定です。
ミニ講義は福田早苗先生の「疲労を「みる」とは?」です!
教職員一同、お待ちしております。

卒業生インタビュー「先輩、教えてください!」連載(3)

健康科学科を卒業し、多方面で活躍する先輩に、在学生や教職員がインタビューします。

田之上啓太さん(健康科学科10期生・養護教諭)へ、在学生がインタビューした模様の第二回目をお伝えします。

(取材日:2021年3月21日)

Part 3 大学での学びと、人とのつながり

――さきほど、採用試験対策で大学での仲間との取り組みについてのお話がでましたが、大学との出会いや学びについて教えてください。

田之上さん 今日のインタビュアーのみなさんは、インターンシップ実習や養護実習なども経験した人が多いようなので、そのお話よりも、なぜ僕がこの大学を選んだかをお話ししますね。

学生A ぜひお願いします。田之上先輩は、大学入学前から養護教諭を目指していたのですか?

田之上さん その通りです。教室や学校に入りづらいが、保健室なら通うことができたというような話を見聞きして、そんな仕事ってすごいな、養護教諭になりたいと思うようになりました。

学生B 養護教諭になるには、医療系(看護師養成)の大学や、教育系(教員養成系)の大学もあります。そんななかで、福科大の健康科学科を選んだ理由はなんでしょうか?

田之上さん 僕の場合は、看護師の資格もとれる大学と迷いました。その結果、健康科学科を選んだのは、「学べるものの幅広さ」が決め手の一つです。

学生D 幅広さというと、オープンキャンパスなどでも紹介されているような…?

田之上さん ああ、そうだね、その通り。看護師の資格もとれる大学は、やっぱり看護に関する勉強が中心になる。でも、健康科学科は教育のこともだし、福祉のこと、心理学のことも学べるでしょう。

学生C 仕事をされている中で、大学で学んだ、その幅広いことは役に立ちますか?

田之上さん もちろん。保健室の仕事は、けがした子の手当や体調不良者の対応など、看護の知識が必要な時も多いけれど、それだけじゃない。メンタル面でのケアも大切な仕事です。ほかにも、子どもたちの背景が多様化していて、虐待や貧困、障害などいろんなことを想定しながら対応するには、看護だけでなくて、健康科学科で学ぶような心理学や福祉の知識が欠かせません

学生D 私も大学を選ぶときに「幅広い知識が必要なのかな?」って思っていたけれど、実際にお仕事をしている中でも実感されることなんですね!

田之上さん それから、保健指導で授業に入ることもあるから、大学で学んだ指導案の作成とか、教材研究とかの経験も生きています。子どもの興味をひく工夫とか、自分の中のアイデアを入れる引き出しにストックがないと使えないからね。

学生C すこし、個人的なことを相談してもいいですか?実は、保健指導などで使うような掲示物を作るのがすごく苦手なんです。これって、やっぱりうまく作れるようになるまで練習した方がいいでしょうか。

田之上さん 大丈夫、とっても上手い人は一部のひとで、いろんな先生がいます。何せ、日々の仕事をしていたら時間がないから、やりたくてもできない、ということもある。

学生C ああ、安心しました。養護実習でも掲示物がうまく作れなかったらどうしようと思って不安で…。

田之上さん 実習先にもよるけれど、事前の打ち合わせでしっかりお話をして、実習前に準備をしておくのも、一つの方法だよ。そうすれば、大学にいる友人たちにアドバイスしてもらったりできるしね。

学生C そうか!ひとりで考え込むより、アイデアもひらめきそうです。

田之上さん 実際に養護教諭として働いていると、時間がなくて、いつも凝ったものを作れないということもあるからね。それから、子どもたちに参加してもらうのもいいと思うよ。

学生A 掲示物づくりに…ですか?

田之上さん そうそう、たとえば保健指導をしたときに書いてもらったワークシートを工夫して掲示するのもいいし、掲示物づくりを通じて保健のことを考えてもらうのもいい。

学生D 先生一人で作らなくちゃ、と思っていたけど、そうじゃないんだ。

田之上さん 子どもたちが作ったものがあると、それだけでほかの児童生徒の目にも止まるし、先生や保護者さんも興味を持ってくださる。掲示物の工夫は作り方や内容だけじゃなく、そういう方法もあるよ。


――ここまでお話を伺ってきて、大学時代の仲間や、教師塾でのこと、現在の支部会での情報共有のことなど、田之上さんは、すごく「人とのつながり」がポイントになっているのかなと思います。

田之上さん ああ、そうかもしれません。人とのつながりを大切にしています。

学生B それは、何かきっかけがあって大切にし始めたことですか?

田之上さん もともとだと思うよ。大学のころもそうだけど、仕事をしていて思うのは「周りの人をいかに頼るか」はすごく大事。わからないことがあったら、すぐに「ちょっと聞いていいですか」って聞ける力は、どんなことをするにも必要だと思います。

学生C なんでも自分一人でできるほうがいいのかなって思ってしまいます。

田之上さん それも大事だけど、さっきの話にもあったように、養護教諭は学校で一人だったり二人だったりするから、いろんな人とつながっていくことは、いろんな意味で大切です。抱え込むより、「これ、お願いします!」って得意な人に任せた方がうまくいくことも多い。

学生A 教育現場では、“チーム学校”として、学内の連携も大事だと言われますよね。それもつながりだと思うのですが、学内のつながりのために、何か工夫していることはありますか?

田之上さん 「保健室に人が来てくれるように、種をまく」ことかな。

学生A 種?

田之上さん たとえば、スクールカウンセラーさんが、子どもについて必要なことを担任の先生と情報共有をする、という場面がある。それを、保健室でやってもらうようにお願いする。そうすると、保健室の立場からもお伝えできることもあるし、子どものことを知ることもできる。自然とつながりが生まれていく、そういう場面を大事にすると、いざというときに、人のつながりが生きていくと思っているんだ。

学生D なるほど!保健室を、先生たちのつながりの場所にしているのですね。

学生A 今日はたくさんいろんなお話をありがとうございました。

田之上さん こちらこそ。「養護教諭になりたい」という夢をかなえるために、がんばってください!

研究演習(3・4年ゼミ)担当だった長見先生と久々のお話。 これも“人のつながり”ですね!

 

養護教諭になるための採用試験対策講座を開催しています!

今年度も、健康科学科では、採用試験対策講座を実施しました。

学期中の筆答試験に向けた対策講座や、夏の個別対策講座など、いろんな取り組みがありますが、そのうちのいくつかを紹介します。

まずは、筆答試験への対策講座です。
これは、授業外の時間に実施しています。今年度は、いくつかの科目で、対面とオンラインの両方の形式で開催しました。
実際の過去問を用いたり、試験直前に「これだけは!」というポイントを絞って紹介したり、実践的な講座が行われています。

昨年度より、秋学期の対策講座は、1~3年生にも公開されています。すこし難しい内容ではありますが、試験に必要な知識が確認できるほか、学習習慣の形成にも役立ちます。

つづいて、個別指導です。
提出する願書や個人票には、「志望動機」や「自己PR」を記載する欄があります。ひとりで作成するのではなく、教員から添削を受けたり質問をされたりしながら、内容を深めていきます。また、その願書を使用しての模擬面接も実施しました。
なぜ養護教諭を目指すのか?どんな理想像を持っているのか?子どもたちに何をしたいのか?問われる中で、自分の意見が明確になっていきます。

夏季に毎日実施されている個別・グループの対策講座もあります!
(*案内記事はこちら:https://kenkou-kagaku.net/2021/08/04/21kyosai2jitaisaku/
受験する自治体によって、面接の形式や内容、模擬授業や実技試験の有無などが異なりますので、それぞれにとって必要な内容を担当の教員に依頼して行います。写真は、実技試験対策で使用している練習用の人形です。

ほとんど毎日、大学やオンライン上で、いろいろな対策講座を実施しました。また、教員採用試験を受験する卒業生の参加もありました。

最後に紹介するのは、養護教諭として現役で活躍している卒業生との座談会の様子です。
試験に臨む際の極意や注意点、実際の職場の様子など、いろんな質問にたいして、丁寧に答えてくださいました。

自治体によっては、まだ二次試験、三次試験が控えているところもあります。
健康科学科の教職員一同、皆さんの努力を精一杯応援しています!

卒業生からのメッセージにも「教員採用試験」について記載されている部分がたくさんありますので、ぜひご覧ください!
★合格者からのメッセージ:https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/directlink/goukaku.html

6/20(日)オープンキャンパス開催!

健康科学科コーナーに是非お越し下さい!
皆さまのお越しを教職員・学生スタッフ一同でお待ちしています。

健康科学科でのスケジュール

<午前の部>

10:30頃 手洗い実験
10:40頃 ご挨拶、学科紹介
11:10頃 ミニ講義:長見まき子教授
「アンガーマネジメント(怒りの感情と上手に付き合う)」
※終了後、受講証を発行します
11:45頃 在学生・卒業生の話
12:00頃 実習室の見学、個別相談
12:30頃 終了

 

<午後の部>

13:30頃 手洗い実験
13:40頃 ご挨拶、学科紹介
14:15頃 ミニ講義:長見まき子教授
「アンガーマネジメント(怒りの感情と上手に付き合う)」
※終了後、受講証を発行します
14:50頃 卒業生の話
14:55頃 実習室の見学、個別相談
15:00頃 ポテンシャル発見プログラム(参加者のみ)
16:00頃 終了

 

*感染症対策を取って実施する予定ですが、社会情勢の変化によっては、オープンキャンパスが、webのみでの実施となる可能性もありますので、ご来場の際は、大学ホームページでご確認下さい。

参加申込みは大学HPで!(完全予約制)
オープンキャンパス情報はこちら↓ (全体スケジュール)
https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/nyushi/topics/d20291.html

健康科学科公式Twitter @fukukadaiKenko

卒業生インタビュー「先輩、教えてください!」連載(2)

健康科学科を卒業し、多方面で活躍する先輩に、在学生や教職員がインタビューします。

田之上啓太さん(健康科学科10期生・養護教諭)へ、在学生がインタビューした模様の第二回目をお伝えします。

(取材日:2021年3月21日)


Part 2:教採のこと

――現在のご職業である養護教諭になるための、教員採用試験のことも伺いたいと思います。今日のインタビュアーのみなさんも3年生が多く、まさに試験対策中ですね。

学生A ぜひ聞きたいです!まず、どうやって自治体を選ばれたか教えてほしいです。

田之上さん 僕は、地元が京都で、はじめは京都府を考えていたんです。だけど、京都府が開いている講座(*京都府「教師力養成講座」 )は養護教諭が対象ではなかったため、京都市に変更しました。

学生B 京都市は教師塾(*京都教師塾 )を開講していますね。

田之上さん 京都教師塾の塾生だからといって、試験が何か免除になるとか、そういう面はないけれど、やっぱり教師塾で人とのつながりを得られたことは、とてもよかったです。指導主事の先生とお話しできたことや、他の教員を目指している人と大学以外で情報交換できたことは、採用試験の対策という点でも、仕事につながる経験という点でも、大切でした。

学生C 地元での就職を、ということで京都が第一志望だったと思いますが、それ以外の自治体は受験されましたか?

田之上さん 現役のときは、もう一つの自治体も受験しました。

学生D じつは、私は地元で養護教諭になるか、それ以外の場所で養護教諭になるのか、迷っていて…。地元で働いていてよいことは、どんなことですか?

田之上さん うーん、試験を受けるときは、やっぱり通いやすいし、気心知れた友達もいるし、土地勘もあるし、ということを考えていました。「働き始める」というだけで、いろいろ変わって大変だから、生活環境まで変えるのもなぁとも思っていたかも。実際働いていて「やっぱり地元でよかったな」と思うことは、あんまり変わらないですね。

学生D なるほど。じゃあ、反対に、地元とは異なる場所で働くことについては、どう思いますか?

田之上さん その自治体の教育方針に共感したとか、そこで絶対働きたいんだとか、何か強い気持ちがあるのなら、地元かどうかはそんなに関係ないんじゃないかな。その自治体を選んだ理由がはっきりあれば、試験も、働いてからも、しっかりできると思います。

学生D やっぱり志望理由が大事なんですね。

田之上さん それから、これは働き始めてから思ったことだし、友だちも言っていたことなんだけれど、働いてみるとその自治体を選んだ理由がすごく明確になるよ。「何だか良いな」と選んだ自治体で、正規採用には至らなくても、講師として働いていると、子どもたちやその土地の良さ、雰囲気なんかのいいところが、どんどん言葉になるというか。

学生A そうなんですね!現役合格をもちろん目指したいけれど、講師として働く経験も大切ですね。

学生B そろそろ教採の試験日程も公表されて、具体的に日程が見えてきました(取材時は3月)。残り3か月となった時期の、おすすめの対策法はありますか?

田之上さん (すぐに)面接対策!大事だよ。

学生D 筆記試験よりも面接ですか?

田之上さん 僕はそうだった。あと3か月だ!という時期になると、一般教養も教職教養も一通り勉強した後だろうし、過去問も何周かし終わったでしょう?それなら、面接の対策をした方がいいと思う。とくに、僕が受験した京都市は「人物重視」って明記されていたし頑張ったよ。

学生B いくら勉強しても不安だけど、たしかに大体の分野は勉強し終わっていますね。面接対策、どんなことをされていましたか?

田之上さん 大学の同級生とか、仲間同士で面接練習を何度もやっていたなぁ。健康科学科の先生方がいらっしゃる大学2号館の教室で、友だちと練習をして、お互いに気付いたことを言い合って…っていうふうに。

学生C 先生方に面接をしていただくのではなくて、友だちと…ですか?

田之上さん そう、もちろん先生に指導もしていただいたけど、先生もお忙しいから、まずは仲間内で練習。お互いの普段の話し方も知っているし、「もうちょっとゆっくり話したほうがいいよ」とか「その言い方は伝わりにくい」とか、言いやすいんだ。

学生A そうか、友だちと…。

田之上さん もしかして、あんまりしたことない?

学生B (顔を見合わせながら)…うちの学年は、やってないかも…。

田之上さん やったほうがいいよ!面接練習をしたい人って声をかければ集まるんじゃない?

――コロナ禍もあって、対面ではしづらいかもしれないけれど、オンラインやビデオ通話でも、できそうですね。

学生C たしかに!ちょっと声をかけてみます!

学生A そういえば、先ほど「今、働いてみてジェンダーを意識することはない」とおっしゃっていましたが、採用試験の時、たとえば面接のときは意識しましたか?

田之上さん ああ、したねぇ。周りにも「男性ってところをアピールしないと!」とか言ってもらって(笑)。

学生B 志望者にも女性が多いし、男性がいると目立つからアピールポイントになるのかな。田之上先輩は、どんなことを話したんですか?

田之上さん それが、アピールしようとしたんだけど、学生では何を言えばいいかわからなくて(笑)。結局、それよりも志望動機とか、個人の資質について話したなぁ。

学生C 面接担当の方は、何かジェンダーについて、おっしゃっていましたか?

田之上さん ううん、それが全然記憶にないんだよね。男性だからどうこう、というお話は、僕が受験した自治体では一切なかった。むしろ、個人の素質を見られていたと感じたよ。

学生D 個人の資質…。やっぱり自己分析をして、面接対策をしていかないといけないですね。


最後の更新は一週間後です。大学生活と、田之上さんが「大切にしていること」を伺います。