「養護概説」の授業について紹介します!
「養護概説」の授業について紹介します!
「養護概説」は、養護教諭の基本的な仕事内容や保健室の運営方法、それらの根拠となる法律等について学ぶ授業です。また、1年生の段階から養護教諭の職務である“養護”とは何かについてじっくり考えることで、養護教諭としての基盤を固めることができます。
“養護”とは、そもそも解がないものです。
さらに、文部科学省が指摘しているように、学校は、社会が大きく変化し続ける中で子どもを取り巻く状況の変化や多様化・複雑化した課題に向き合わなければなりません。
この授業では、こうした正解がない曖昧で複雑な課題にもしっかりと正対することができる養護教諭になってもらえるように、グループワークや個人作業を通して、「養護っていったい何なのか」「何が養護で、何が養護じゃないのか」について考える機会を設けています。
写真は、本講義で使用する教科書で、『学校保健実務必携』という本です。
養護教諭の基本的な仕事内容とそのために必要な情報がこの1冊に凝縮されています。
養護教諭のバイブルといっても過言ではありません。