【ボランティア活動紹介】学習支援ボランティア

<健康科学科3回生>

今回は学習支援のボランティアについて紹介します。

私は柏原市(学校教育支援指導員)と堺市(スクールサポーター)の小学校で学習支援のボランティアをしています。
柏原市は「健康診断のボランティア後に学校教育支援指導員として子ども達の成長のお手伝いをしてみないか。」というお声掛けがあり、堺市の方は養護実習でお世話になったことがきっかけで学習支援のボランティアをするようになりました。

現代の学校では支援が必要な子供が増えてきています。主なボランティア内容は、苦手な科目がある子どもや外国国籍の子ども等の個別支援です。
苦手な科目がある児童に対しては、その児童がどこまで理解しており、どの部分から分からないのかを見分け、その児童に合う形で言葉を選び、理解に結びつけるようにしています。
子ども自身が理解した時の嬉しそうな顔がみれた時、「できるようになったよ。」という言葉を聞いた時、とても嬉しく感じます。

外国国籍の子どもは、日本語がほとんど通じないこともあります。その際には、担任と相談し、できそうな内容であれば、スマートフォンやipadを使い、伝えるという形をとっていました。しかし、機械で訳すことでうまく伝わらないことも多々ありました。言葉で伝わりにくいなら、視覚的に伝えるという手段で伝えること周りの子どもに協力してもらっていました。様々なアプローチを行うことで伝わることを学びました。始めの頃は、クラスに馴染めず、しんどそうな表情が見受けられることもありましたが、少しずつできることが増え、周りの子ども達に馴染むことができ、笑顔が増えてきています。

ボランティアを通して、様々な難しい壁に直面することも多いですが、経験をすることで学ぶものが多いと感じました。
ボランティアに参加することで養護教諭になった時に役立つ知識や、学習支援の方法などを学ぶことができます。

【授業紹介】保健体育

<健康科学科2回生>

1回生春学期の「保健体育」の授業では、運動を通して心身の健康について理解することを目的としています。
大きく分けて、スポーツ、生活習慣、命の尊さの3つのジャンルを学修しました。

この授業では、毎回西川先生が熱く語ってくれる言葉とグループディスカッションが特徴的です。
グループディスカッションでは、その日の授業の総復習になり、より理解を深めることができました。
また、西川先生の熱い言葉には毎回考えさせられることがあり、自分の身体の健康だけでなく心の健康についても考える良い機会になりました。

【授業紹介】養護活動論Ⅰ

<健康科学科3回生>

2回生で受講する野口准教授による養護活動論では前半に子どもの発育をを学び、後半にグループでの模擬授業を実施します!

前半は野口准教授が出会ってきた生徒等との話から学齢に応じた対応について考え話し合います。
後半、私は月経についての模擬授業を行いました。
写真はダンボールで子宮を作っている様子です。

自分が模擬授業をするのも貴重な経験ですが、他の人の模擬授業を聞くのも良い経験になります。

自分が養護教諭になった時に参考にしたいアイデアや学びがたくさんあり、やりがいのある授業です。

【授業紹介】養護実習

<健康科学科3回生>

今回は3回生の9~10月に行われる養護実習について紹介します。

私が行った実習先は大阪府にある小学校です。
その小学校は中規模校で養護教諭は1名でした。

実習前には、実習に向けて準備を行う為、養護教諭経験のある教員から指導をしていただきました。実習期間は15日間です。
実習を充実させるために私は、今までの授業を振り返り、ノートにまとめ、学校現場でしか学べないことを吸収しようと取り組みました。

15日間という短い期間でありましたが、保健室や通常教室を沢山見学・体験をさせて頂きました。実際に実習2日目からケガや体調不良の児童に対して対応し、処置を行ったり、健康観察や通常学級での見学、身体測定の説明・実施、保健に関する授業を実施したり、保健だよりの作成等を体験させて頂きました。

実習中に対応した事例、身体測定の説明・実施、保健に関する授業、保健だよりに関して、養護教諭、担任の先生から助言を頂きました。

養護実習という貴重な体験をさせて頂き、子どもの命を預かる現場での適切な処置をスピーディーに実施すること、保健指導の難しさなどを学び、自身の未熟さを実感し、より学びを深くするためのきっかけとなりました。

【授業紹介】インターンシップ科目

<健康科学科3回生>

健康科学科にはインターンシップと呼ばれる授業が2回生であり、この授業を履修し、無事終了すると単位を取得することができます。
そこで私は夏休みを利用し、関西福祉科学大学EAP研究所に5日間実習に行きました。

EAP研究所では様々なことが行われていますが、実習では、復職支援プログラム「SPICE」に参加しました。
復職支援プログラム「SPICE」とは、大学と「疲労」の専門であるナカトミファティーグケアクリニックとの連携による、うつ病等により休職している労働者に対し、復職に向けてのウォーミングアップを行い、本人、及び職場への助言・指導等により円滑な職場復帰を支援するプログラムです。
「SPICE」には、ウォーミングアップコース、ブラッシュアップコースの2つのコースがあり、ウォーミングアップコースは回復期にあり、もうすぐで職場復帰を果たせそうな方、ブラッシュアップコースは復職可能な方が参加しています。

業務内容は、プログラムの見学・参加、備品整理・リストアップ、レターパックの依頼主の記入、カンファレンスの参加です。
プログラムでは、認知行動療法を使って価値ある人生を考えたり、ストレスコーピングについての講義を聞いたりしました。また、絵しりとりを通して参加者の方と連携してフルーツポンチを作り、役割を持って行動することなどを学びました。

カンファレンスでは参加者の方の健康状態の情報を共有し、その人に合った支援について話し合いました。
実習では、計画力や実行力、報告・連絡・相談、簡潔に分かりやすく話すなどの難しさを実感し、自身に足りない部分が明確になり、さらに強みを見つけるきっかけになりました。