養護教諭になるための採用試験対策講座を開催しています!

今年度も、健康科学科では、採用試験対策講座を実施しました。

学期中の筆答試験に向けた対策講座や、夏の個別対策講座など、いろんな取り組みがありますが、そのうちのいくつかを紹介します。

まずは、筆答試験への対策講座です。
これは、授業外の時間に実施しています。今年度は、いくつかの科目で、対面とオンラインの両方の形式で開催しました。
実際の過去問を用いたり、試験直前に「これだけは!」というポイントを絞って紹介したり、実践的な講座が行われています。

昨年度より、秋学期の対策講座は、1~3年生にも公開されています。すこし難しい内容ではありますが、試験に必要な知識が確認できるほか、学習習慣の形成にも役立ちます。

つづいて、個別指導です。
提出する願書や個人票には、「志望動機」や「自己PR」を記載する欄があります。ひとりで作成するのではなく、教員から添削を受けたり質問をされたりしながら、内容を深めていきます。また、その願書を使用しての模擬面接も実施しました。
なぜ養護教諭を目指すのか?どんな理想像を持っているのか?子どもたちに何をしたいのか?問われる中で、自分の意見が明確になっていきます。

夏季に毎日実施されている個別・グループの対策講座もあります!
(*案内記事はこちら:https://kenkou-kagaku.net/2021/08/04/21kyosai2jitaisaku/
受験する自治体によって、面接の形式や内容、模擬授業や実技試験の有無などが異なりますので、それぞれにとって必要な内容を担当の教員に依頼して行います。写真は、実技試験対策で使用している練習用の人形です。

ほとんど毎日、大学やオンライン上で、いろいろな対策講座を実施しました。また、教員採用試験を受験する卒業生の参加もありました。

最後に紹介するのは、養護教諭として現役で活躍している卒業生との座談会の様子です。
試験に臨む際の極意や注意点、実際の職場の様子など、いろんな質問にたいして、丁寧に答えてくださいました。

自治体によっては、まだ二次試験、三次試験が控えているところもあります。
健康科学科の教職員一同、皆さんの努力を精一杯応援しています!

卒業生からのメッセージにも「教員採用試験」について記載されている部分がたくさんありますので、ぜひご覧ください!
★合格者からのメッセージ:https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/directlink/goukaku.html

【授業紹介】保健科指導法Ⅱ

在学生有志のあつまり、KKS(Kenko Kagakuka Supporter)が健康科学科での授業や実習について紹介します!

今回は、保健科を教えるために不可欠な知識やスキルが詰まっている、「保健科指導法Ⅱ」の紹介レポートです。


<健康科学科 3回生>

3回生春学期の保健科指導法Ⅱの授業では、全15回の講義の内容を、前半と後半の2つにわけることができます。前半には、小学校保健の内容について学習指導要領に沿って保健学習の学習指導案を作成します。指導案とは、教員が授業や指導をどのように進めていくか等をまとめた書式です。後半には、学年や項目ごとにグループを分けて指導案の説明や模擬授業の発表会を行います。

前半は、学習指導案を作成する前に小学校の保健学習の指導案を、図書館やインターネットで探したり、小学校学習指導要領の総則や体育編から体育・健康に関する指導はどうような内容であるか、どのような資質・能力の育成を目指すのかなどを考えたりします。その後、自分の興味のある学年・内容を選んで学習指導案を作成します。後半は、学年や項目ごとにグループを分けて単元名や指導と評価の計画、模擬授業などの発表会を行い、良いところや工夫してあるところ、参考になったところなどのお互いへのフィードバックを、オンライン上で受講者全員が共有します。

2021年度は、前半の学習指導案を作成する期間が遠隔授業期間であったため、学習指導要領や保健の教科書を参考にして、ゆっくり丁寧に学習指導案を作成することができました。また、後半の発表会は対面授業で行い、自分が作成した学年以外のグループごとに工夫された指導案や模擬授業を知ることができるため、今後の学習指導案を作成する際に参考にすることができました。

<小学校「保健」の教科書と、学習の目標や展開を記した指導案>

担当の山本訓子先生は、学習指導案を作成する課題において、毎回オンライン上で、より良い学習指導案を作成するためにアドバイスをしてくださるなど、とても学生に親身になって指導してくださる先生です。発表会の後には先生が小学校に勤めていた際に行っていた授業の紹介もあり、教材を活用した授業展開や児童の反応について実際の現場の貴重な話を聴くことができます。また、今後の学習指導案の作成や実習での授業において参考にしたい知識をたくさん教えてくださいます。

<科目担当の山本先生>

9/5(日)オープンキャンパス開催!

健康科学科コーナーに是非お越し下さい!
皆さまのお越しを教職員・学生スタッフ一同でお待ちしています。


健康科学科でのスケジュール

<学科コーナーは午前のみです>

10:30頃 手洗い実験
10:40頃 ご挨拶、学科紹介
11:10頃 ミニ講義:
木村貴彦先生
「人間の失敗から考える健康と安全

*ミニ講義終了後、受験生の方に、受講証を発行いたします。
11:45頃 養護教諭として働く卒業生の話「仕事のやりがい」・在学生の話「学生生活あれこれ」・個別相談
*卒業生の話は動画を見て頂きます。
*入試や学生生活、授業のことなど、なんでも質問して下さい。
12:00頃 終了

*感染症対策を取って実施する予定ですが、社会情勢の変化によっては、オープンキャンパスが、webのみでの実施となる可能性もありますので、ご来場の際は、大学ホームページでご確認下さい。


★オープンキャンパスには保護者の同伴もOK!!
完全予約制ですので、大学ホームページからお申込み下さい。

★Webオープンキャンパスも実施しています!
来学が難しい方はWebでご参加下さい。

★大学全体のイベント、大学へのアクセスなどの情報はコチラです。
http://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/nyushi/opencampus/index.html

★当日は教員採用試験対策講座も実施します(15:00~17:00、自習室は10:00から開放)

健康科学科公式Twitter @fukukadaiKenko


8/22オープンキャンパスレポート

8月22日(日)にオープンキャンパスを午前と午後の二部制で開催しました。


健康科学科では、手洗い実験(午前のみ)や学科説明、ミニ講義、養護教諭として働く卒業生の話(午後は午前の録画した動画を上映)、在学生の話を実施しました。

学科紹介では、進路状況をはじめ、実習やインターンシップなど、学科の特色を説明しました。


【ミニ講義】

ミニ講義では、山村麻予先生による「思いやりってどういうこと?」があり、心理学が日常の色々な場面で生きているという例を「思いやり」という視点からワークや研究紹介を交えながら説明しました。社会人や大学生、中高生や小学生で「思いやり」に対する認識が異なる点や共通する部分があり、それをどのように教育に展開していくかといった話を通して、心理学がいかに活用されているかが実感できたのではないかと思います。


【養護教諭として活躍している先輩の話】

大阪府で中学校の養護教諭として働いて2年目になる卒業生からの話では、養護教諭の仕事の1日の流れの紹介や関西福祉科学大学での学びでよかった点について説明がありました。また、参加者へ「勉強と息抜きのちょうどいいバランスを見つけてほしい」ということと「自身が先生になったからこそ感じる、学校の先生は最強の味方だから是非相談してほしい」というメッセージを伝えてくれました。


【在学生の話】

在学生からの話では、コロナ禍における授業の対応や内容といった大学での授業について、大学の授業の間の空きコマの活用法や大学生活では自分で選択する機会が増えるといった大学生活についての説明がありました。


次回のオープンキャンパスは9月5日(日)です。
ミニ講義は、木村貴彦先生の「人間の失敗から考える健康と安全」です。
完全予約制ですので、大学ホームページからお申込み下さい。

 

【授業紹介】教育心理学

在学生有志のあつまり、KKS(Kenko Kagakuka Supporter)が健康科学科での授業や実習について紹介します!

今回は、養護教諭免許や「保健」免許の取得に必修である「教育心理学」の紹介レポートです。


<健康科学科 3回生>

小中学生の頃の自分と今の自分では、困りごとや周囲の大人に対する考え方は変わってきていると思います。なぜ考え方が変わったのか?その困りごとはどのようにして解決するのか?それを教師という立場で学修出来る講義がこの教育心理学という講義です。
養護教諭は、保護者、担任の先生等の学校関係者や外部機関と協力連携を行いながら、児童生徒の成長・発達を促していく必要があります。そのため、様々な視点で物事をとらえ、働きかける力が必要です。この講義では、児童生徒目線、教師や保護者などの周囲の大人の目線の両方を身に付けていく事ができます

<「教育心理学」他、授業での学び、気づきをまとめているノート>

講義は、子どものもやもやした気持ちや他者との関係構築などの発達課題を基に実施されます。「いやいや期」や「10歳の壁」、「中1ギャップ」等の発達に関する言葉が出てきます。この言葉の背景には、発達課題や自分が成長していくために必要な事が隠されている事をこの講義を通じて理解していく事ができます。また、自分自身やきょうだいの、過去と今の不安や悩み等の困りごと、他者との関わり方を振り返る事ができます。振り返ることで、講義の中で学んだ発達段階を間近で見て学ぶ事ができます。私も歳の離れた弟がいるので、本人の行動から「この年齢なら発達段階としてこれくらいなのかな」と推測したり、「講義の中で話していた事はこういう事だったのか」と講義の中での学びが実際に生かされている事を感じたりした経験があります。

15回ある講義の中間に中間課題という課題が出題されます。内容は「発達段階に応じた企画を考える」です。具体的には、これまで学んできた各段階に沿った発達段階を基にその課題解決に向け、自分ならどのようなイベント、活動を実施するのかについて記述します。これまでの学びをどのように生かしていくのかを実践的に考える事ができ、実際に養護教諭として勤めたらこうしたい!という自分の考えを深める課題になりました。年齢に沿った発達段階を理解する事は、思った以上に難しいです。人によって好きな教科と苦手な教科に違いがあるように、発達段階でも得意な事と苦手な事があります。養護教諭として児童生徒一人一人に合った対応を行っていく事も重要です。発達段階を理解する事は、その子に合った対応を実践していけるようになる基礎になります。

担当の山村先生は公認心理師の資格を取得されており、教育現場でのカウンセリングの経験を多く持っています。講義の中では、これまでに先生が遭遇した事例を基にどのように対応・支援をしていくのかを考える時間があります。将来自分が養護教諭として勤めた際に出逢う可能性のある事例ばかりなので、学校現場で児童生徒が感じている困り事や教職員・保護者・外部機関との協力・連携の現実を知る事ができます。
子どもの発達段階を理解し、各段階での接し方や対応方法を理解・実践していく事は、将来教員という職業に就く際に必要不可欠になります。また、自分自身が親という立場になった時の育て方のヒントにもなります。養護教諭を目指す人はもちろん、そうでない人にも将来役に立つ知識・対応を身に付ける事ができる講義になっています。

<科目担当の山村先生>