【速報】令和6(2024)年度の養護教諭採用合格者と健康科学科の資格取得状況(令和5年11月9日現在)

令和6(2024)年度の教員採用試験(養護教諭)では、現役4名(実人数)が合格しました(和歌山県2名、大阪市1名、宮崎県1名)。養護教諭の正式採用は、年々募集人数が減少し狭き門となり、講師経験が必要な自治体も増えてきています。
和歌山県の最終合格者6名のうち2名が本学出身、大阪市の現役合格者3名のうち1名が本学出身、宮崎県の現役合格は本学では初めてです。
残念ながら採用試験に合格しなかった方も、希望者は全員が講師として働いており、下図のように、2023年3月卒業生の65.2%(45名)が養護教諭として、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校で勤務しています。

健康科学科では、採用試験の受験は学生の自主性に任せておりますが、受験する学生のために年間50回以上にわたる採用試験対策を開催しています。
1・2年生用の採用試験入門講座、3・4年生向けの採用試験対策講座に加え、二次対策や卒業生も含めての対策を実施しています。採用試験対策は、卒業生も参加できるよう土日での開催やオンラインでの個別対応もしています。その結果、教育実習(養護教諭)先の養護教諭が先輩だった、自治体の新任研修で挨拶した隣の人が先輩だった、というケースも増えてきています。

健康科学科では、「こころとからだの健康を学ぶ・まもる・つくる」をキャッチフレーズに、学校臨床と働く環境と労働問題の実際を知り、子どもの健康、大人の健康を守ることのできる人材を養成しています。
その結果、養護教諭の一種免許取得率は89.9%(62名)第一種衛生管理者(国家資格)の申請資格取得は94.2%(65名)と、多くの学生がダブルの資格を取得しているほか、健康心理士(認定資格)は35名准学校心理士(認定資格)は42名が取得しました。また、公認心理師(国家資格)カリキュラムの修了者は4名、うち3名が大学院進学をしています。


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