健康診断ボランティアに参加しました
健康診断ボランティアに参加しました
養護教諭を目指す健康科学科の学生が、今年度も柏原市内の学校園、関西福祉科学大学高等学校、奈良県立高等学校、大阪府立高等学校の健康診断に参加しています。
健康診断ボランティアでの学びを学生同士で共有する4年生の養護実践演習の授業では、高等学校ではスムーズにいくことも、小学校では子どもたちが分からなくなってしまい、より具体的に指示しなければならないことや、高等学校でも、視力検査では前髪を上げたくない、目線も上げたくないという心情を察して配慮しながら行わなければならない生徒もおり、学校種ではなく一人一人に合わせた対応が必要になることを学んでいました。さらに、健康診断は全職員が協力して行っている学校行事であることを体感し、そのために養護教諭は分かりやすい資料を作って周知させていることなど、自分の言葉で堂々と発表しました。
ボランティア先の養護教諭の先生からは、「皆様、記録や計測に丁寧に臨んでくださいましたが、なかでも4回生の方々は事後の報告も的確で、今すぐにでも現場で一緒に働かせていただきたいなと感じる頼もしさでした。本校は今年度から完全に養護教諭単数配置となってしまい、保健室が切実な人手不足の状況ということもあり、学生の皆さんのご協力が、本当にありがたく感じました」と温かな感謝の言葉をいただいて、学生たちとともに「積極的に活動して良かったね」と喜びを分かち合いました。この健康診断ボランティアを通して、養護教諭に必要な資質や、相手を思いやる気持ちなどたくさんのことを学びステキな養護教諭になってくれることと思います。