12/12オープンキャンパスレポート

参加者にはまず「手洗い実験」をしてもらいました。これは、普段の手洗いだとどれくらい汚れが残ってしまうのかを体験してもらうもので、特にどの箇所の汚れが落ちていないかといった自分の手洗いの足りない箇所も知ってもらいました。その上で、汚れた手で握ったおにぎりときれいな手で握ったおにぎりの劣化の違いについての動画を見てもらい、手洗いの重要さを確認してもらいました。

続いて、学科紹介では学科の学びの特徴や主な進路、今年度の教員採用試験の結果等について説明しました。

今回のミニ講義は、松中久美子先生による「“視覚障がい”とは~いろいろな見え方を体験しよう~」でした。視覚障がいの方の視覚に伴う日常生活に伴うストレスや困難に関するミニクイズとその解説を行いながら、弱視の体験を行いました。

弱視の体験は、視覚障がいは視力と視野の2側面を基準とするということから、視野が狭い眼鏡、視野の中心が見えないメガネ、視力の程度が非常に低くなる眼鏡を作成し、それらをかけた状態でものを見るというものでした。視覚障がいの方がどのようなものの見え方をしているかを知ることは、今後養護教諭としてだけではなく、社会における様々な場面でも活きるものになると思います。

 

在学生の話では、在学生3人からインターンシップ実習、看護臨床実習、養護実習についての話がありました。それぞれ、実習でどのようなことを行ったか、どのような経験をしたか、実習を通してどのようなことを学んだか、どのような力が身についたかについて語ってくれました。

卒業生の話では、10月に行ったオープンキャンパスでの卒業生の話を録画したものを流しました。養護教諭における仕事において、生徒との関わりだけでなく他の教員との情報共有や連携が大切であるということや、今年のコロナ禍における養護教諭の活動について語ってくれました。

次回のオープンキャンパスは3月21日(日)です。

皆さまのお越しを教職員一同、お待ちしております。