7/27(土)、28(日)オープンキャンパスレポート

7月27日(土)と7月28日(日)の両日にオープンキャンパスを開催しました。

両日とも、最初に、健康科学科の学科紹介を行い、進路状況をはじめ、実習やインターンシップなど、学科の特色を説明しました。ミニ講義では、野口准教授による「養護教諭が行う悩み相談って?」では、子どもの発達段階に応じた健康教育の大切さについての講義があり(7/27)、斉藤ふくみ教授による「ザ保健室!」では、保健室での相談の事例を通して、実際の保健室での相談への対応などを考えることができました(7/28)。

学科紹介の様子(7/27)
ミニ講義の様子(7/27)
学科紹介の様子(7/28)
ミニ講義の様子(7/28)

「先輩の話を聞こう」コーナーでは、実際に養護教諭として活躍している卒業生が、現在の勤務状況、なぜ本学を志望したのか、どのような大学生活を送ったのか、在学中の勉強方法、本学での学びが現在の仕事に役立っていることなどについて話をしてくれました。

卒業生の話(7/27)
卒業生の話(7/28)

卒業生からは、以下のようなメッセージをもらいました。

「大学生活は、ひたすら楽しんだ4年間でした。授業はもちろん、サークルやボランティア、アルバイトと充実した4年間を過ごしました。あの時間があったから、今しっかり働くことができています。働いてみて一番大切なことは、子どもたちへの愛です。どんなにしんどいことがあっても、子どもたちの笑顔を見れば、また頑張ろうと思えます。何に対しても積極的にチャレンジすることを忘れずに、子どもたちに寄り添う養護教諭になれる大学です。高校生の皆さん、今できることを一生懸命やらせてもらえる環境を作って下さっている保護者の方への感謝を忘れずに頑張って下さい。」(大阪市の養護教諭、11期生)

「私は養護教諭として3年間勤務しています。本当に毎日充実した日々を送っています。それは、関西福祉科学大学で学んだことの下積みがあるからこそだと今は実感しています。この大学は養護教諭の専門性はもちろんのこと、看護の知識や保健教育、ストレスマネジメントについて幅広く詳しく学ぶことができます。またどの授業も実践的なので、学校現場に立って、大学で学んだことが役立たなかった…ということがありません。また大学の先生のサポート体制は、今までどの養護教諭の友達に聞いた中でも、この大学がトップクラスだと思っています。大学は自ら学び、自分のなりたい将来に近づいていく場所ですが、先生方がその学びを全力で後押ししてくれます。
養護教諭は決して簡単になれるものではありません。また学校で子どもたちの命と健康と安全を守り、手助けする大切な存在です。責任感を強く持たなければなりません。ただ責任感の大きい仕事だからこそ、やりがいと養護教諭ならではの楽しさがあります。将来、皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています!」(兵庫県の養護教諭、11期生)

午後からは「在学生の話」が行われ、本学を選んだ理由、勉強方法、具体的な授業科目、授業の空きコマの過ごし方、看護臨床実習での経験や養護実習に向けた準備、寮生活、アルバイトやボランティア活動などについて話がありました。また、「ミニ保健室体験」では、三角巾の結び方、血圧の測り方、体組成計、自律神経の測定などを体験することができ、健康科学科の学びについての理解が深まった様子でした。複数回参加された方は、前回の結果と照らし合わせてみるなど、生活習慣の見直しにつながったようです。

在学生の話(7/27)
在学生の話(7/28)
ミニ保健室の様子(血圧測定)
ミニ保健室の様子(自律神経の測定)

ミニ保健室と並行して開催されたポテンシャル発見プログラムの1stプログラムでは、参加者の皆さんが、ワーク課題やプレゼンテーション練習に真剣に取り組みました。2度目の参加の方もおられ、じっくりワークに取り組めたようです。8/10(土)・8/25(日)は、ポテンシャル発見プログラムの2ndプログラムを実施します。2ndプログラムでは、1stプログラムで明確にした強みやなりたい自分を、「自分の強みをどう伸ばすか」と言う視点で、プレゼンテーションの練習をしてみます。1stプログラムに参加された方なら、他の入試を検討している方も大歓迎です!参加を希望する方は、午前の全体プログラムからご参加下さい。

★ポテンシャル発見入試について詳しく知りたい方はコチラ。
https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/nyushi/nyugaku/potential.html

また、教員採用試験対策講座では、二次試験対策として、個人面接、模擬授業、場面指導などの対策を行いました。実技試験への対策として、卒業生の現役養護教諭に試験官役をお願いし、「熱中症にかかった児童への対応」を実施しました。参加した学生は、養護教諭としての専門性を発揮し、児童生徒へ対応を実際にやってみるのはかなり難しいということ、実践訓練の大切さを実感したことだと思います。

教員採用試験対策講座(実技試験の練習)

今後のオープンキャンパスのミニ講義は、8/10(土)は野口法子准教授による「養護教諭が行う“悩み相談”って?」、8/25(日)は長見まき子教授による「リラクセーション~エクササイズでリラックス体験」です。また、8/10(土)は13:30より、健康科学科主催の大学公開講座「養護教諭の実践力を培うボランティア活動の成果と課題」を開催します。養護教諭の職務に関心のある方は是非ご参加下さい。