「キャリア開発」の授業でサラヤ株式会社様による出前講座を行いました
7月2日の「キャリア開発」(3年次開講科目)の授業で、サラヤ株式会社総務人事本部 人事部人材開発課 石井一成氏による出前講座を行いました。
この講座は、大阪府と一般社団法人関西経済同友会の連携のもと、大阪府が企業と大学等の橋渡しを行い、企業経営者等が大学に赴く出前講座で、本学では昨年に続き2度目の開催となりました。
今回の講座のテーマは、「人生100年時代における転職の考え方〜主体的キャリア構築の実践〜」でした。人生100年時代にどうやってご飯を食べていくか(興味をもって働き続けるか)、will・can・mustを明確にする、「就職はチューニング」である、自分を知って相手に何を提供できるかが大事(Give before you Take)等々、石井氏ご自身の体験談を交えたお話は、これから就職活動に臨む学生の心に深く響いたようでした。質疑応答の際にも、たくさんの質問があり、石井氏は一つひとつの質問に丁寧に答えてくださいました。
“これから就職活動を始めようとする学生に、いきなり転職の話?”という疑問に思われるかもしれません。しかし、学生にはこれまでの授業の中で、目先のことにとらわれず長い人生を考慮したうえで仕事選びや働き方を考えたほうがよい、ということを繰り返し伝えてきました。今回の講座でその意味が理解できたのではないかと考えています。
講師の石井氏に深く御礼申し上げます。
「キャリア開発」担当 治部