7/24オープンキャンパスレポート

7月24日にオープンキャンパスを開催しました!

【手洗い実験】

初めに参加者の方全員に手洗いをしてもらいます。
手洗いチェッカーのクリームを手に塗り、いつもより丁寧に手洗いをします。
きれいに手を拭いてから、ブラックボックスの中に手を入れると・・?洗い残しが青白い光となってキラキラ!「えー?まだ洗えていないところがあったなんて!」と驚きです。


【ミニ講義】

斉藤ふくみ先生「養護教諭の職務(仕事)論」の講義がありました。

この中で、3年生の学生が保健指導「耳の中をのぞいてみよう」を披露しました。春学期の保健科指導法Ⅰの授業で作成したとのことです。3年生で、こんなに上手な保健指導ができるようになるのですね。

その後、保健室で子どもとの対話に活用できる「キワニスドール」の紹介がありました。全員に、斉藤先生お手製のキットがプレゼントされました。ご家庭で自分なりの人形を作ってくださいね。


【養護教諭として活躍している先輩の話】

和歌山県で働いている本学科の13期卒業生が、実際に働いてみて、コロナで大変だったこと、やりがいを感じることを話してくれました。

○実際に働いてみて

1人職のため、疑問に思うことをすぐに聞くことができなかったり、児童生徒の命を預かる仕事のため責任が大きく、不安に感じることも多いです。そのため、周りの先生方と連携、協力していくことがとても大切になります。小さなことでも記録を取り、報告、相談をすること、コミュニケーションを取ることを心がけています。

○新型コロナウイルスが流行し、大変だったこと

初めの頃は何が正しい情報、対策がわからなかったり、消毒やマスクが手に入らないなか、私が中心となり学校生活での感染症対策について考え実施していかなければなかったことは大変でした。また、手すりやドアノブ等の消毒などの業務も増加しました。

○養護教諭として、やりがいを感じること

体調不良や怪我で保健室を訪れた児童に手当をしたり、話を聞いてあげた児童が元気になり教室に戻っていくこと、子ども達や先生方から「ありがとう」と言われるとき、また、健康診断など自身が計画し、実施する行事がスムーズに行われた時などもやりがいを感じることができます。一人職で非常に責任が大きく、不安になることや大変なことも多いですが、自分を頼りにしてくれる児童がいることや、日々成長していく姿を見れたり、サポートができることにやりがいを感じます

その後、和歌山県の養護教諭を目指す在学生や、和歌山からの参加者の相談に乗ってくれました。「なんでも分からないことは相談するんだよ」と在学生も身近に強力なサポーターがいることを知り、安心した様子でした。このような先輩とのつながりが健康科学科の良いところだなと思います。


【在学生の話】

本学科の在学生が、なぜこの大学を選んだか、遠距離通学の時間の使い方、実家暮らしの良いところ、課外活動「玉手山学生赤十字奉仕団」、看護臨床実習についての話をしました。


次回のオープンキャンパスは8月7日(土)です。
ミニ講義は、野口法子先生の「養護教諭が行う“悩み相談”って?」です。午前(10時から)と午後(13時から)の二部制で、同内容で開催します。完全予約制ですので、大学ホームページからお申込み下さい。