2024年度心理実習報告会を行いました!

2024年度心理実習報告会を行いました!

健康科学科では、公認心理師の学部カリキュラムを5名程度が履修できる人数枠があります。

心理実習は4年次に学ぶ、公認心理師カリキュラムの必修科目です。この科目を履修する学生は、養護教諭免許の取得に加えての履修のため、かなりハードですが、毎年意欲的に学んでいます。

そんな中、11月6日(水)に学外心理実習報告会が開催されました。実習では、小阪病院(医療領域)・はんしん自立の家(福祉領域)・関西福祉科学大学EAP研究所(産業領域)・東大阪市教育センター(教育領域)の4か所で学びました。

学生は、各領域での心理士としての役割や、多職種との連携を中心に報告していました。報告会には、この授業の履修希望者を中心に3年生以下の学生の参加もあり、疑問点などを熱心に質問していました。

発表者から後輩たちに、実習に行く前の心構え等の助言もなされ、次年度に繋がる、実りある報告会となりました。

令和7年3月8日(土)に健康科学科同窓会(ホームカミングデー&養護教諭会)を開催します!

令和7年3月8日(土)に健康科学科同窓会(ホームカミングデー&養護教諭会)を開催します!


日時:令和7年3月8日(土)(受付開始11:30)

開催時間:
第1部 交流会 12:00~13:00頃
第2部 講演会 13:15~15:00頃

会場:
大阪府教育会館たかつガーデン2 階コスモス(近鉄上本町駅徒歩5 分)
及びオンライン(Zoom)

オンライン参加の方法は、申込頂いた方に後日メールにてご案内致します
※今年もメイン会場とサブ会場の2部屋体制で実施します。お子様連れの方も気兼ねなくご参加していただけます。

プログラム内容:

交流会:軽食をとりつつ、卒業生の活動報告、学科の活動報告など

司会:松村歌子(健康科学科)

講演「現代の子ども達が抱える課題を理解し、自身の専門性を活かすには」
講演1:「不登校・保健室登校の児童・生徒に対して養護教諭としてどう働きかけるか」(小山秀之先生)
講演2:「現場教員からのキャリアチェンジ~大学院進学、大学教員への道」(福田早苗先生・河合篤史先生・前田美穂先生ほか)

*当日、ご参加頂いた方には素敵な記念品をお渡しします。

対象:健康科学科卒業生1~18期生、在学生、学科教員(退職教員含む)

会費:無料(卒業生の方は同伴者(家族やパートナー、お子様)の参加もOK です
が、ランチの数の確認のため参加者人数を明確にしてお申込み下さい。)


<参加申込方法>
参加申込フォームよりお申し込みください
※2月19日(水)までにお申し込み下さい。

なお、頂いた近況報告は、学科HPなどに、個人が特定できない形で一部編集して掲載する場合があります。
当日、ご参加下さった卒業生の方には、素敵な記念品をお渡し致します。


過去の様子は↓からご覧ください。

令和1年(2019年)度:新型コロナ感染拡大のため中止
令和2年(2020年)度:令和3年2月27日(土)開催
令和3年(2021年)度:令和4年2月26日(土)開催
令和4年(2022年)度:令和5年2月4日(土)開催

 

就学時健康診断ボランティア

養護教諭を目指す健康科学科の2年生から4年生73名が、11月に柏原市の各小学校で行われる就学時健康診断のボランティアに参加しています。

【参加した学生の感想】

就学前の子ども達は健康診断という経験がほぼないので、わかりやすい説明や適切な配慮が必要であることを学びました。視力検査では言葉や指で答えられない子ども達がいました。そんな時に準備してあったランドルト環の模型で答える方法を実践し、学びになりました。養護教諭になった時には準備したいと思いました。

今回初めて就学時健康診断に参加し、子どもに方法などを理解してもらうことに苦戦しました。子ども達は緊張している様子でしたが、明るい表情で接することを意識すると、肩の力を抜いて検査に参加してくれたのが分かりました。養護教諭として就学時健康診断を行うときにも、今回のように温かく迎える気持ちで行おうと思います。

【スーツで集合。この日は12名の学生が参加しました】
【スーツで集合。この日は12名の学生が参加しました】
【保健室の見学もさせていただきました】
【保健室の見学もさせていただきました】
【笑顔であいさつしてお出迎え】
【笑顔であいさつしてお出迎え】
【視力測定の指標を出す学生も真剣です】
【視力測定の指標を出す学生も真剣です】

【速報】令和7(2025)年度の養護教諭採用合格者数&秋学期の対策講座がスタートしました!

令和7(2025)年度の教員採用試験(養護教諭)では、健康科学科の在学生3名(実人数)が合格しました!(令和6年10月11日現在)

内訳は北海道1名、東京都1名、大阪市1名です。

養護教諭の正式採用は、年々募集人数が減少し、現役での合格が狭き門となり、講師経験が必要な自治体も増えてきています。残念ながら採用試験に合格しなかった方も、希望者は全員が講師として働いており、2024年3月卒業生の57.5%(46名)が養護教諭として、幼稚園や小学校・中学校をはじめとした、さまざまな学校園で勤務しています。そして、来年度の試験に向けて「正規採用を目指そう!」とがんばっている方がほとんどです。

健康科学科では、採用試験の受験は学生の自主性に任せておりますが、受験する学生のために年間70回以上にわたる採用試験対策を開催しています。1・2年生用の採用試験入門講座、3・4年生向けの採用試験対策講座に加え、試験直前までの二次対策や卒業生も含めての対策を実施しています。採用試験対策は、卒業生も参加できるよう土日での開催や、平日夕方以降にオンラインでの個別対応もしています。

また、オープンキャンパスや同窓会などで先輩たちの経験談を聞かせていただくなど、縦のつながり作りも盛んです。その結果、教育実習(養護教諭)先の養護教諭が先輩だった、自治体の新任研修で挨拶した隣の人が先輩だった、というケースも増えてきています。

この10月からも、新たに来年度の試験に向けての対策講座がスタートしました!
主には3年生を中心に、初回は教採に向けての心構えや勉強法の講座を、そして2回目からは筆答試験(専門教養や教職教養)の対策を行っています。いよいよ試験に向けて、モチベーション高く取り組んでいます。

2024年度教育実習(養護教諭)の実習中です!

2024年度教育実習(養護教諭)の実習中です!

健康科学科の3年生と4年生52名が,8月~11月の期間に15日間の養護実習を行っています。

養護教諭の先生が子ども達の健康を守り育てるために,どのような活動を日々行っているのか,健康観察,けがの手当,保健の授業,お便りや掲示物の作成などを経験させてもらい学んでいます。

健康科学科では全員の実習先に教員が訪問しています。子ども達から「先生!!」と言われて,笑顔で対応している姿を見ると,もうすっかり実習校に慣れたんだなと安心します。

実習を終了した学生の感想は,「最初は緊張したけれども,子ども達と話すと緊張もなくなりました。中学校で働きたいと思っていましたが,子ども達がかわいくて,小学校で働きたいなと思いました」と夢だった養護教諭に確実に近づいている様子です。これからは,実習で見つけた自分の課題と向き合って,さらに成長していくことと思います。

保健の授業の様子
保健の授業の様子

過去の実習の様子はコチラ