2023年度教員採用試験・合格体験記(現役合格者)
【17期生・北海道合格・Hさん】
私は北海道で合格をいただきました。自治体選びについては、現役合格したいという気持ちが強く、また合格した暁にはその自治体で働き続けたいと考えていたため、受験する自治体の候補を出し、たくさん調べてその魅力を感じた自治体に決定しました。
本格的に採用試験勉強に取り組み始めたのが遅かったため、予定がある時間以外はとにかく勉強し、苦手な分野については分からない問題がなくなるまで何度も勉強して覚えていきました。大学付近に住んでいたため、休みの日もできるだけ大学へ行き、周囲に勉強している人がたくさんいる環境で勉強したことが、最後まで採用試験を頑張れた理由だったと思います。私は、面接に対する苦手意識が強かったので、対策はいろいろな先生方にお願いし、たくさん質問をしてもらい、何度も指導・助言をしていただきました。面接本番はすごく緊張しましたが、練習をたくさんしたからこそ自分の考えをしっかり面接官に伝えることができたと思います。
試験勉強中は、なかなか思うように結果が出なかったり、逃げ出したくなったりすることもあると思います。しかし、周囲と同じペースではなくても自分に合った方法で、適度に息抜きしながら、悔いが残らぬよう全力で取り組んでほしいと思います。応援しています!
【17期生・北海道合格・Nさん】
合格をいただけた理由は、①自分の得意不得意を把握できていた点、②サポーター活動を行っていた点、③周囲に流されなかった点の3点にあると分析しています。
①自分の得意不得意を把握する:3年生の3月頃から少しずつ勉強していましたが、本腰を入れたのは直前の5月のみです。ただ、毎日5分でも絶対に勉強していました。苦手分野をつぶすことに集中し、教材は主に東アカのステップアップ問題集と全国まるごと過去問題集を使用していました。得意不得意問わず勉強を進めていれば、絶対に時間が足りなかったと思います。
②サポーター活動:学んだ知識の補強にもなりましたが、現場での実務が身につきました。学んだ知識はあくまで基本で理想の部分も多いです。面接や場面指導ではそれらを現場でどう活用するか、また現場で働いていけるのかを見られるので、理想論ばかりを語っても他の受験者と差がつかないと思います。
③周囲に流されない:周囲に感化され勉強することはいいことですが、周りが勉強しているからと無理をして勉強の質が落ちては意味がありません。長期的に勉強に取り組める人もいれば、短期集中型の人もいます。マイペースすぎずマイペースに取り組むことが大切だと思います。
採用試験は試験期間が長く、長期戦です。緊張感が続き、プレッシャー等でストレスを感じることも多いと思います。適度に息抜きをしながら、勉強が苦にならないように頑張ってください。
次に、私が思う「ポイント」をまとめます。
<勉強のコツ:問題集・ノートの使い方>
- 間違えた問題には細い付箋を貼る。→色で連続ミスを判別できればなおよい
- 問題集への書き込みやライン引きはステップアップのみ
- 解くときはマークであっても文章や単語で答える
- ノートは3分割で折ってから使う
- ノートは分野ごとの区別はしないが、別で落書き帳を作る
<勉強の仕方>
- 友だちと一緒に勉強することを習慣にしない
- 全く勉強しない日は作らない
- 得意不得意を知る
- 日常から学ぶ
- 取捨選択する
- 早寝早起き朝ごはんからの午前勉強
<面接のポイント>
- 面接官が何を求めているかを常に考える
- 自分の軸をもって話す
- 嘘はつかない
- 話の最後がプラスの印象になるように心がける